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文学賞受賞作家
 芥川賞
  1-25回
  26-50回
  51-75回
  76-100回
  101-125回
  126回-
 直木賞
  1-25回
  26-50回
  51-75回
  76-100回
  101-125回
  126回-
 ノーベル文学賞(1901-1950年)
  B・ビョルンソン(1903年)
  H・シェンキェーヴィチ(1905年)
  R・キプリング(1907年)
  S・ラーゲルレーヴ(1909年)
  M・メーテルリンク(1911年)
  G・ハウプトマン(1912年)
  R・タゴール(1913年)
  R・ロラン(1915年)
  K・ハムスン(1920年)
  A・フランス(1921年)
  W・B・イェイツ(1923年)
  G・B・ショー(1925年)
  H・ベルグソン(1927年)
  T・マン(1929年)
  S・ルイス(1930年)
  E・オニール(1936年)
  R・M・D・ガール(1937年)
  P・バック(1938年)
  H・ヘッセ(1946年)
  A・ジッド(1947年)
  T・S・エリオット(1948年)
  W・フォークナー(1949年)
  B・ラッセル(1950年)
 ノーベル文学賞(1951年-)
  F・モーリアック(1952年)
  W・チャーチル(1953年)
  A・ヘミングウェイ(1954年)
  A・カミュ(1957年)
  B・パステルナーク(1958年・辞退)
  I・アンドリッチ(1961年)
  J・スタインベック(1962年)
  J・P・サルトル(1964年・辞退)
  M・ショーロホフ(1965年)
  川端康成(1968年)
  S・ベケット(1969年)
  A・ソルジェニーツィン(1970年)
  P・ネルーダ(1971年)
  S・ベロー(1976年)
  I・シンガー(1978年)
  E・カネッティ(1981年)
  G・ガルシア=マルケス(1982年)
  W・ゴールディング(1983年)
  J・サイフェルト(1984年)
  C・シモン(1985年)
  O・パス(1990年)
  N・ゴーディマ(1991年)
  T・モリスン(1993年)
  大江健三郎(1995年)
  S・ヒーニー(1995年)
  W・シンボルスカ(1996年)
  J・サラマーゴ(1998年)
  C・J・セラ(1998年)
  G・グラス(1999年)
  V・S・ナイポール(2001年)
  I・ケルテース(2002年)
  J・M・クッツェー(2003年)
 文学・評論 全般

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1 位
読書について 他二篇 (岩波文庫)

読書について 他二篇 (岩波文庫)(メーカー 岩波書店 ショウペンハウエル)

発売日 1960-04-05  希望価格 販売価格
2018-5-25 の情報

前記『付録と補遺』の中から『思索』『著作と文体』『読書について』の三篇を収録.「読者とは他人にものを考えてもらうことである.一日を多読に費す勤勉な人間は次第に自分でものを考える力を失ってゆく.」――鋭利な寸言,痛烈なアフォリズムの数々は,山なす出版物に取り囲まれた現代のわれわれにとって驚くほど新鮮である.

2 位
生活の発見

生活の発見(メーカー フィルムアート社 ローマン・クルツナリック)

発売日 2018-01-25  希望価格 販売価格
2018-5-25 の情報

各誌から絶賛のレビューが相次ぎ、世界9カ国で翻訳されているベストセラー『THE WONDERBOX』、待望の邦訳!!

愛、家族、感情移入、仕事、時間、お金、感覚、旅、自然、信念、創造性、死生観など、普遍的かつ真剣に解明すべき人生の問題にぶつかったとき、わたしたちはどのように生きるべきだろうか。大昔から繰り返されてきたこの問いは、現代社会に生きるわたしたちにとっても、変わらず、超重要な課題である。わたしたちはいつになったらこれらの悩みを解決することができるのだろうか。おそらく新しい悩みは次々と生まれ、未来永劫、むずかしいことだろう。

しかしだからと言っていたずらに落胆することもまた、無意味なことである。なぜなら少なくともわたしたちにはその解決の手がかかりとなる「歴史」があるから。自分で大胆な実験をするのは勇気がいるが、異なる時代や文化のなかで人々がどのように知恵をしぼって生きてきたのか、実践の結果をふり返り、教訓とすることができる。

人生を力強く刺激的に、より良く生きるための秘訣は、歴史の叡智にある。本書を人生のガイドブックとして、私たちの「生活の発見」を始めよう。

3 位
新編 悪魔の辞典 (岩波文庫)

新編 悪魔の辞典 (岩波文庫)(メーカー 岩波書店 ビアス)

発売日 1997-01-16  希望価格 販売価格
2018-5-25 の情報

恋愛-一時的の精神異常だが,結婚するか,あるいは,この病気の原因になった影響力から患者を遠ざけるかすれば,簡単に直る.…このような風刺と機知に富む社会批評で,19世紀末アメリカのジャーナリズムで辛辣な筆を揮ったビアス(1842-1914?)の箴言警句集.芥川龍之介の『侏儒の言葉』にも大きな影響を与えた.(解説=長田弘)

4 位
中国おもしろ古典語典―「なるほど!そうだったのか」とうなる話の玉手箱

中国おもしろ古典語典―「なるほど!そうだったのか」とうなる話の玉手箱(メーカー 大和出版 村山 孚)

発売日 1987-12  希望価格 販売価格
2018-5-25 の情報

レビューは有りません。

5 位
罪と罰(完全版)

罪と罰(完全版)(メーカー 古典教養文庫 ドストエフスキー)

発売日 2017-12-24  希望価格 販売価格
2018-5-25 の情報


(ドストエフスキー翻訳の金字塔!)

 訳者米川正夫(1891−1965)は、岡山県に生まれました。1909年東京外国語大学ロシヤ語本科に入学、旧友の中村白葉などとともに『露西亜文学』を創刊します。1914年処女出版として新潮文庫からドストエフスキーの「白痴」を刊行開始しますが、この時は第四巻で中断の憂き目をみます。
 その後幾つかの職を経験しながらも、1929年に白葉とともにトルストイ全集を岩波書店から刊行します。1935年の「罪と罰」を訳し、ドストエフスキーの5大長編をすべて訳し終わりました。
 戦後は、個人訳による「トルストイ全集」(全23巻)と「ドストエフスキー全集」(全18巻)を刊行しました。
 ドストエフスキーが日本にこれほど受け入れられたのは、この米川正夫による業績によるところが大きいと言われます。まさに金字塔と言えるでしょう。たとえば、小林秀雄はドストエフスキーについての評論を数多く書いていますが、そこに引用されているドストエフスキーはすべてが米川正夫のものによっています。また三島由紀夫の「仮面の告白」の冒頭引用されている、「カラマーゾフの兄弟」のドミートリーによる「熱烈なる心の懺悔」もまた米川訳によっています。


(「罪と罰」について)

 ストラーホフの回想記によれば、この小説の与えた衝撃は莫大なものであった。

「小説『罪と罰』の与えた印象はなみなみならぬものであった。1866年には読書人はただこの作品のみを読み、この作品のみについて語った。多くの人々はこの小説の圧倒的な力や重苦しい印象を訴えた。健全な神経をもっている人もために半病人になるし、神経の弱い人は中途で本を投げ出さなければならないほどであった。……」
[#地付き](『回想記』)

 この小説は、ドストエフスキーによって1865年に執筆され、翌1866年に雑誌『ロシア報知』に1月から12月に渡って連載されました。
 『白痴』、『悪霊』、『未成年』、『カラマーゾフの兄弟』と続く後期五大長編小説の最初のものです。後世に与えた影響はロシアのみならず、世界中において甚大なものがあります。
 この作品、及び作者ドストエフスキーについては、巻末の訳者の解説を参考にしてください。


(この本について)

 この古典教養文庫版の「罪と罰」には次のような特長があります。

1、現在では使われない言い回しや言葉は、現在普通に使われる言葉に置き換えました。現代人には意味の取りにくい文は、平易な文に書きなおしました。しかし、その場合でも原訳の高い格調はできるだけ損なわないように最大限の配慮をしました。
2、原文で触れられた場所、人物、絵画などを中心に、関連する画像を、著作権フリーのものにかぎって、いくつか挿入しましたので、より興味深く読み進めることができます。
3、わかりにくい言葉や、登場人物、でき事、作品などについての適切な注を、編集者が割り注の形で入れましたので、本文の理解が深まります。

 この本は以下の三巻をすべて収めた完全版です。

 上巻 「罪と罰」第一編、第二編
 中巻 「罪と罰」第三編、第四編
 下巻 「罪と罰」第五編、第六編

 巻末に訳者による解説を付けてあります。


(古典教養文庫について)

古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。

1、古典として価値あるものだけを
 これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。

2、読みやすいレイアウト
 文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、電子書籍デバイスはもちろん、iPhoneやAndroidなどのスマートフォン、iPadなどのタブレットでの読書に最適化しました。またMacやパソコンでも読むことができます。
 索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。

3、美しい表紙
 プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。

4、スピーディーな改版
 紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。

6 位
戦争と平和 第五巻

戦争と平和 第五巻(メーカー 古典教養文庫 トルストイ)

発売日 2018-05-12  希望価格 販売価格
2018-5-25 の情報

*米川正夫訳「戦争と平和 第五巻」の出版を記念して、1ヶ月間通常価格300円のところ100円で販売させていただきます。

(この本について)
 この本は、トルストイ作、米川正夫翻訳による「戦争と平和」です。以下のように六巻に分かれています。

 この古典教養文庫版の「戦争と平和」には次のような特長があります。

1、現在では使われない言い回しや言葉は、現在普通に使われる言葉に置き換えました。現代人には意味の取りにくい文は、平易な文に書きなおしました。
2、原文で触れられた場所、人物、絵画などを中心に、関連する画像を、著作権フリーのものにかぎって、いくつか挿入しましたので、より興味深く読み進めることができます。
3、わかりにくい言葉や、登場人物、でき事、作品などについての適切な注を、割り注の形で入れてありますので、本文の理解が深まります。これは原訳書にあったものに、編集者が適宜加えたものです。
4、人名・地名は、現在通常に使われている表記に変更しました。

 全体を六巻に分けてあります。以下のように分かれています。なお、訳者による解説は第六巻に掲載します。

第一巻 「戦争と平和」第一部(第一篇、第二篇)
第二巻 「戦争と平和」第一部(第三篇)、第二部(第一篇、第二篇)
第三巻 「戦争と平和」第二部(第三篇、第四篇、第五篇)
第四巻 「戦争と平和」第三部(第一篇、第二篇)
第五巻 「戦争と平和」第三部(第三篇)、第四部(第一篇、第二篇)
第六巻 「戦争と平和」第四部(第三篇、第四篇)、エピローグ(第一篇、第二篇)

 この本は、その第五巻にあたります。
 底本は以下のものとなります。

 岩波文庫「戦争と平和」(三)
  一九八四年十月十六日  改版第一刷発行
  一九八七年五月十一日  第二刷発行


(訳者米川正夫について)

 ロシア文学翻訳の金字塔!
 訳者米川正夫(一八九一−一九六五)は、岡山県に生まれました。一九〇九年東京外国語大学ロシヤ語本科に入学、旧友の中村白葉などとともに『露西亜文学』を創刊します。一九一四年処女出版として新潮文庫からドストエフスキーの「白痴」を刊行開始しますが、この時は第四巻で中断の憂き目をみます。
 その後幾つかの職を経験しながらも、一九二九年に白葉とともにトルストイ全集を岩波書店から刊行します。一九三五年の「罪と罰」を訳し、ドストエフスキーの五大長編をすべて訳し終わりました。
 戦後は、個人訳による「トルストイ全集」(全二三巻)と「ドストエフスキー全集」(全一八巻)を刊行しました。


(古典教養文庫について)
古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。

1、古典として価値あるものだけを
 これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。
2、読みやすいレイアウト
 文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、電子書籍デバイスはもちろん、スマートフォンやタブレットなどでの読書に最適化しました。またMacやパソコンでも読むことができます。
3、すばやい操作性
 索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。
4、美しい表紙
 プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。
4、スピーディーな改版
 紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。「古典教養文庫」のブログに書き込むことで迅速なレスポンスが得られます。

7 位
君主論 (光文社古典新訳文庫)

君主論 (光文社古典新訳文庫)(メーカー 光文社 マキャヴェッリ)

発売日 2017-09-20  希望価格 販売価格
2018-5-25 の情報

傭兵ではなく自前の軍隊をもち、人民を味方につけ、時には道徳的な悪をもためらわない。フィレンツェ共和国の官僚で外交軍事の実務を担ったマキャヴェッリが、君主に必要な力量(徳)を示し、キリスト教的モラルから脱却した新しい君主像を提言した主著。マキャヴェッリのいうリアリズムとは現状追随ではなく、理想を実現するためにリアリストに徹するということである。近代政治学における最重要古典。

8 位
中国古典の言行録 (文春文庫)

中国古典の言行録 (文春文庫)(メーカー 文藝春秋 宮城谷 昌光)

発売日 1996-10-01  希望価格 販売価格¥ 540
2018-5-25 の情報

レビューは有りません。

9 位
いとしのタパリョーク

いとしのタパリョーク(メーカー スラヴァ書房 アイトマートフ)

発売日 2013-02-23  希望価格 販売価格
2018-5-25 の情報

列車で偶然乗り合わせたのは、以前乗車を拒否されたトラックの運転手だった。別人のように陰気な様子の彼は、やがてあの日のことを語りはじめた…。
切ない男女の愛と心の葛藤を、キルギスの大自然がやさしく、そして時に厳しく見守る...。
愛とは?人生とは?そして生きる意味とは?男女の愛の真実を鮮烈に描いた、アイトマートフの珠玉の作品。

10 位
「クリエイティブ」の処方箋

「クリエイティブ」の処方箋(メーカー フィルムアート社 ロッド・ジャドキンス)

発売日 2015-08-25  希望価格 販売価格
2018-5-25 の情報

「創造性」は選ばれた天才にしか許されないという盲信は、アート界最初のスーパースターであるミケランジェロによって出現した。

「才能」はしばしば「生来の能力」と混同される。さらに「才能」と「技術」を混同しているひとも大勢いる。クリエイティブな仕事とは、いわゆるアーティストやデザイナーなどの職種だけにあてはまるものではなく、営業や経理、庶務、技術者などすべてのひとが自分なりの創造性を見つけて役立てられるものである。自分には生まれつき備わっていない、才能が無いから無理であるという思い込みは今すぐ捨てよう!

古今東西からありとあらゆる“クリエイティブな思考で成功した人たち”を調べあげ、研究してきたアーティスト、ロッド・ジャドキンスによる待望の本書は、ダダイスム宣言からノーベル賞受賞経済学者、アンディ・ウォーホルのアトリエからアインシュタインの机まで網羅し、多角的な視点で創造性豊かな成功者たちの方法論を解きあかしていく。どんな仕事につく人でも、自信を持って、自らの才能に目覚め、自分のクリエイティブに気がつき、生きていくヒントが詰まっているのである。

この本の目的は、創造的思考を可能にするコツを、要点を絞ってまとめること。そして、クリエイティブな人たちの思考の裏側を探り、誰にでも応用できるようにすること。さらに、クリエイティブな活動に取り組む人なら必ずぶつかる壁が、どのように乗り越えられてきたかという事例を、読者の皆さんと共有することも目的としている。クリエイティブになるためなら、「自分らしくあること」を自分に許してやらなければならない。もう別の誰かになるのに忙しくするのはやめて、自分には何が響いて、どういうことに反応するのか、じっくり検証してみよう。

11 位
カラマーゾフの兄弟 完全版

カラマーゾフの兄弟 完全版(メーカー 古典教養文庫 ドストエフスキー)

発売日 2017-12-26  希望価格 販売価格
2018-5-25 の情報


(この本について)
 この本は、ドストエフスキー作、米川正夫翻訳による「カラマーゾフの兄弟」です。以下のように四巻に分かれています。

第一巻 第一篇 ある一家族の歴史
    第二編 無作法な会合
    第三篇 好色な人々
    第四篇 病的な興奮
第二巻 第五篇 Pro et Contra
    第六篇 ロシアの僧侶
    第七篇 アリョーシャ
    第八篇 ミーチャ
第三巻 第八篇(承前) ミーチャ
    第九篇 予審
    第十篇 少年の群
第四巻 第十一篇 兄イワン
    第十二篇 誤れる裁判
    第十三篇 エピローグ

 この本は、そのすべてを収めた完全版です。

 この古典教養文庫版の「カラマーゾフの兄弟」には次のような特長があります。
1、現在では使われない言い回しや言葉は、現在普通に使われる言葉に置き換えました。現代人には意味の取りにくい文は、平易な文に書きなおしました。
2、わかりにくい言葉や、登場人物、でき事、作品などについての適切な注を、割り注の形で入れてありますので、本文の理解が深まります。これは原訳書にあったものに、編集者が適宜加えたものです。
3、原訳書に挿入されたフランス語などの外国語表記はそのまま掲載し、日本語訳を割り注の形で入れました。
4、人名・地名は、現在通常に使われている表記に変更しました。
5、特に人名については、ロシア固有の文化を尊重する観点から、できるだけ原文通りの名前・父称としました。

 巻末に米川正夫による解説掲載しました。

(「カラマーゾフの兄弟」について)
 フョードル・ドストエフスキーの最後の長編小説です。一八七九年に文芸雑誌『ロシア報知』に連載が開始され、翌年に単行本として出版されました。『罪と罰』と並ぶドストエフスキーの最高傑作とされ、『白痴』、『悪霊』、『未成年』とあわせ後期五大作品と呼ばれています。
 また、トルストイの「戦争と平和」と並んで、ロシア文学の二大高峰と目されています。
 サマセット・モームは『世界の十大小説』の一つに挙げています。

(訳者米川正夫について)
 ドストエフスキー翻訳の金字塔!
 訳者米川正夫(一八九一−一九六五)は、岡山県に生まれました。一九〇九年東京外国語大学ロシヤ語本科に入学、旧友の中村白葉などとともに『露西亜文学』を創刊します。一九一四年処女出版として新潮文庫からドストエフスキーの「白痴」を刊行開始しますが、この時は第四巻で中断の憂き目をみます。
 その後幾つかの職を経験しながらも、一九二九年に白葉とともにトルストイ全集を岩波書店から刊行します。一九三五年の「罪と罰」を訳し、ドストエフスキーの五大長編をすべて訳し終わりました。
 戦後は、個人訳による「トルストイ全集」(全二三巻)と「ドストエフスキー全集」(全一八巻)を刊行しました。
 ドストエフスキーが日本にこれほど受け入れられたのは、この米川正夫による業績によるところが大きいと言われます。まさに金字塔と言えるでしょう。たとえば、小林秀雄はドストエフスキーについての評論を数多く書いていますが、そこに引用されているドストエフスキーはすべてが米川正夫のものによっています。また三島由紀夫の「仮面の告白」の冒頭引用されている、「カラマーゾフの兄弟」のドミートリイによる「熱烈なる心の懺悔」もまた米川訳によっています。

(古典教養文庫について)
古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。

1、古典として価値あるものだけを
 これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。
2、読みやすいレイアウト
 文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、電子書籍デバイスはもちろん、スマートフォンやタブレットなどでの読書に最適化しました。またMacやパソコンでも読むことができます。
3、すばやい操作性
 索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。
4、美しい表紙
 プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。
4、スピーディーな改版
 紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。「古典教養文庫」のブログに書き込むことで迅速なレスポンスが得られます。

12 位
露の世に: 中国語翻訳の愉しみ~中国語翻訳講座の実況中継

露の世に: 中国語翻訳の愉しみ~中国語翻訳講座の実況中継(メーカー Marie)

発売日 2018-04-13  希望価格 販売価格
2018-5-25 の情報

【この本について】
書店に行き、語学の書棚の前に立つと、「翻訳で稼ぐ」「語学を仕事にする」といった本が目につきます。
20代の私は、「なんとか中国語で稼げるようになろう」と必死でした。
いろんなことにチャレンジしましたが、うまくいかないことの方が多く、挫折感が常についてまわりました。
子どもが少し大きくなり、自由にできる時間が増えたので、以前は好きでよくやっていた翻訳の練習を、またやってみるようになりました。
誰に見せるわけでなくても(見せたいけど)、お金にならなくても、やはり翻訳という作業を、自分はとても好きなのだなと実感しています。外国語を学び、母語である日本語とも取っ組み合う。

村上春樹氏が翻訳について「翻訳は趣味」「翻訳は究極の熟読」「お金にならなくても翻訳は続けていた」とよく言われています。大作家の名を引き合いに出すのもおこがましいですが、私も、お仕事にはならなくても、これからも翻訳という作業を趣味で続けていくでしょう。「本を読む」と同じように、「本を翻訳する」ということからしか得られない愉しみがあるのだと思っています。

本書では、私と翻訳とのかかわり・翻訳の愉しみ方をご紹介していきます。

1章は、趣味としての中国語翻訳について。
2章では、仕事としての中国語翻訳について、自分の関わってきた仕事の内容をご紹介しています。自分の持っている知識や技術と掛け合わせることでニーズを作り出し、翻訳を仕事にしていく方法について考えます。
3章では、中国語の文章記号の役割と、原文理解を深めるのに役立つスラッシュリーディングについてご紹介します。

続いては、翻訳教室の実況中継と題した4章です。

中国語講師でもあり、通訳者・翻訳者としても活躍されている、南天中国語研究所( http://nanten-labo.com/ )の岡本悠馬さんに、翻訳について手取り足取り教えていただきました。

自己流で翻訳をしているだけではつかめないこと、翻訳をするなかで不安に感じていることなど、私のたくさんの質問のひとつひとつに、岡本さんが丁寧なアドバイスをくださいました。

5章では、「中国語翻訳勉強会」でも使用している、北京で新聞記者として働くMichelleさんのエッセイを日本語で読んでいただきます。原文と合わせ、中日対訳で掲載しています。

本と音楽が好きな中国の若い女性が、毎日どんなことを考え、感じながら暮らしているのかを知ることができる素敵な文章です。中国語を学んでいない方にも、読み物として楽しんでいただけるといいなと思っています。

通訳や翻訳がAIに取って代わられるという話がよく聞かれるようになりましたが、もし本当にそんな時代が来たとしても、私は好きな原書を前にして、「この言葉はどう置き換えるのがいちばんしっくりくるだろうか」と、うきうきと頭をひねっているような気がします。

同じような気持ちを抱いている人に、この本が届きますように。

【目次】
はじめに
第1章 私にとっての翻訳 ①趣味としての翻訳
第2章 私にとっての翻訳 ②仕事としての翻訳
第3章 正しく原文を理解する
第4章 岡本先生の翻訳講座・実況中継
課題1
ティータイム1
◆名前の訳し方について
◆句読点の数の増減
◆文の切り分け・統合
◆語順
課題2
ティータイム2
◆固有名詞の言い換えについて
◆文芸翻訳というお仕事について
課題3
ティータイム3
◆訳出の過程
◆翻訳で使う辞書
第5章 『露の世に』中日対訳
おわりに

※レイアウト・フォントについて
2018年4月現在、Amazonが提供するKindleダイレクト・パブリッシングサービスでは、中国語の使用がサポート外で、フォントが設定通りに表示されない、または表示が安定しない現象が生じています。
中国語と日本語が混在する本書においても、このことが原因で、端末によって読みづらい表示となっています。アプリからフォントを指定できる場合は、「ゴシック」をお選びください。

13 位
憂愁のロシア文学傑作集

憂愁のロシア文学傑作集(メーカー 古典教養文庫 プーシキン)

発売日 2013-12-22  希望価格 販売価格
2018-5-25 の情報

 プーシキンからチェーホフまで、深い憂愁を秘めたロシア文学の傑作を青空文庫より14作収録しました。いずれも傑作中の傑作と言われるものばかりです。
 

収録された作品

1、スペードの女王   プーシキン
2、鼻         ゴーゴリ 
3、外套        ゴーゴリ 
4、はつ恋       ツルゲーネフ 
5、キリストのヨルカに召された少年 ドストエフスキー 
6、百姓マレイ     ドストエフスキー 
7、大審問官(「カラマーゾフの兄弟」より) ドストエフスキー 
8、イワンの馬鹿    トルストイ    
9、ムツェンスク郡のマクベス夫人 レスコーフ 
10、アッタレーア・プリンケプス   ガルシン  
11、夢がたり      ガルシン  
12、犬を連れた奥さん  チェーホフ  
13、決闘        チェーホフ  
14、桜の園       チェーホフ  


(古典教養文庫について)

古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。

1、古典として価値あるものだけを
 これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。

2、読みやすいレイアウト
 文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、Kindleはもちろん、iPhoneやAndroidなどのスマートフォン、iPadなどのタブレットでの読書に最適化しました。また索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。
 青空文庫をベースとしている場合も、適切に処理してありますので、そのまま青空文庫の物をダウンロードして読むよりも格段に読みやすくなっています。

3、美しい表紙
 プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。

4、スピーディーな改版
 紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。

5、手に入れやすい価格
 「価値ある古典こそ低価格で」のモットーから、古典教養文庫は、一番高い物で300円で、そのほとんどが100円となっています。

14 位
平行植物 (ちくま文庫)

平行植物 (ちくま文庫)(メーカー 筑摩書房 レオ レオーニ)

発売日 1998-12  希望価格 販売価格
2018-5-25 の情報

レビューは有りません。

15 位
ドストエフスキー全書簡集3: 「地下室の手記」まで

ドストエフスキー全書簡集3: 「地下室の手記」まで(メーカー 古典教養文庫 ドストエフスキー)

発売日 2018-05-11  希望価格 販売価格
2018-5-25 の情報


*出版を記念して通常価格300円のところ、1ヶ月100円で販売します。

(「ドストエフスキー全書簡集」について)

 この古典教養文庫版の「ドストエフスキー全書簡集」には次のような特長があります。

1、現在では使われない言い回しや言葉は、現在普通に使われる言葉に置き換えました。現代人には意味の取りにくい文は、平易な文に書きなおしました。しかし、その場合でも原訳の高い格調はできるだけ損なわないように最大限の配慮をしました。
2、原文で触れられた場所、人物、絵画などを中心に、関連する画像を、著作権フリーのものにかぎって、いくつか挿入しましたので、より興味深く読み進めることができます。
3、わかりにくい言葉や、登場人物、でき事、作品などについての適切な注を、編集者が割り注の形で入れましたので、本文の理解が深まります。

 この「ドストエフスキー全書簡集」は全体を十巻に分けてあります。以下のように分かれています。
 年毎に詳しい年譜をつけましたので、書簡集の内容を理解する手助けとなります。

一、ドストエフスキー全書簡集1 ——服役まで
 一八三二年(一一歳)〜 五四年(三三歳)
二、ドストエフスキー全書簡集2 ——最初の結婚まで
 一八五五年(三四歳)〜 五八年(三七歳)
三、ドストエフスキー全書簡集3 ——「地下室の手記」まで
 一八五九年(三八歳)〜 六四年(四三歳)
四、ドストエフスキー全書簡集4 ——「罪と罰」の頃
 一八六五年(四四歳)〜 六七年(四六歳)
五、ドストエフスキー全書簡集5 ——「白痴」の頃
 一八六八年(四七歳)〜 六九年(四八歳)
六、ドストエフスキー全書簡集6 ——「悪霊」の頃
 一八七〇年(四九歳)〜 七二年(五一歳)
七、ドストエフスキー全書簡集7 ——「未成年」の頃
 一八七三年(五二歳)〜 七五年(五四歳)
八、ドストエフスキー全書簡集8 ——「作家の日記」の頃
 一八七六年(五五歳)〜 七七年(五六歳)
九、ドストエフスキー全書簡集9 ——「カラマーゾフの兄弟」の頃
 一八七八年(五七歳)〜 七九年(五八歳)
十、ドストエフスキー全書簡集10 ——死去まで
 一八八〇年(五九歳)〜 八一年(死去)

 この本は、その3にあたります。
 なお底本は以下のとおりです。

 ドストエフスキイ全集 16
   訳者 米川正夫
   河出書房新社
   昭和四十五年九月三十日 初版発行
   昭和五十七年十月五日  第十版発行


(ドストエフスキー翻訳の金字塔!)

 訳者米川正夫(1891—1965)は、岡山県に生まれました。1909年東京外国語大学ロシヤ語本科に入学、旧友の中村白葉などとともに『露西亜文学』を創刊します。1914年処女出版として新潮文庫からドストエフスキーの「白痴」を刊行開始しますが、この時は第四巻で中断の憂き目をみます。
 その後幾つかの職を経験しながらも、1929年に白葉とともにトルストイ全集を岩波書店から刊行します。1935年の「罪と罰」を訳し、ドストエフスキーの五大長編をすべて訳し終わりました。
 戦後は、個人訳による「トルストイ全集」(全23巻)と「ドストエフスキー全集」(全18巻)を刊行しました。
 ドストエフスキーが日本にこれほど受け入れられたのは、この米川正夫による業績によるところが大きいと言われます。まさに金字塔と言えるでしょう。たとえば、小林秀雄はドストエフスキーについての評論を数多く書いていますが、そこに引用されているドストエフスキーはすべてが米川正夫のものによっています。また三島由紀夫の「仮面の告白」の冒頭引用されている、「カラマーゾフの兄弟」のドミートリーによる「熱烈なる心の懺悔」もまた米川訳によっています。


(古典教養文庫について)

古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。

1、古典として価値あるものだけを
 これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。
2、読みやすいレイアウト
 文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、電子書籍デバイスはもちろん、スマートフォンやタブレットなどでの読書に最適化しました。またMacやパソコンでも読むことができます。
3、すばやい操作性
 索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。
4、美しい表紙
 プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。
5、スピーディーな改版
 紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。古典教養文庫のブログに書き込むことで迅速なレスポンスが得られます。

16 位
酔古堂剣掃(すいこどうけんすい) 「人間至宝の生き方」への箴言集 (PHP文庫)

酔古堂剣掃(すいこどうけんすい) 「人間至宝の生き方」への箴言集 (PHP文庫)(メーカー PHP研究所 安岡 正篤)

発売日 2005-07-01  希望価格 販売価格¥ 617
2018-5-25 の情報

レビューは有りません。

17 位
白痴 完全版

白痴 完全版(メーカー 古典教養文庫 ドストエフスキー)

発売日 2018-01-13  希望価格 販売価格
2018-5-25 の情報



(この本について)

 この古典教養文庫版の「白痴」は、以下の中山省三郎訳「白痴」を元にして作成しました。
  角川文庫、角川書店1969(昭和44)年5月30日発行

 この本は、以下の様に作者、翻訳者ともに死後五〇年以上を経過し、パブリックドメインとなっています。
 著者 フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(一八二一年― 一八八一年)
 原訳者 中山 省三郎(一九〇四年― 一九四七年)

 この古典教養文庫版の「白痴」には次のような特長があります。

1、現代では使われない古い言い回しや表現はすべて現代人が読みやすいように変えてあります。
2、現代人には意味の取りにくい文や明らかに誤訳と思われる文は、忠実な英訳や他の日本語訳を参考にして平易な文に書きなおしました。しかし、その場合でも原文の高い格調はなるべく崩さないように気をつけました。
3、原文で触れられた場所、人物、絵画などを中心に、関連する画像を多数挿入しましたので、より興味深く読み進めることができます。
4、わかりにくい言葉や、登場人物、出来事、作品などについての適切な注を、割り注の形で入れてありますので、本文の理解が深まります。


(ドストエフスキーについて)

 ドストエフスキーは、同時期のロシアのもう一人の文豪トルストイと並び称されているロシアの文豪です。代表作には、この作品を含めて五大長編と言われる「罪と罰」・「悪霊」・「未成年」・「カラマーゾフの兄弟」があります。
 アクの強いユーモアを交えながらも、深刻な主題を扱う一見饒舌な文章は、非常に特徴的なものがあります。


(「白痴」について)

 「白痴」はフョードル・ドストエフスキーの長編小説です。
 「罪と罰」に続く長編で、他の「悪霊」、「未成年」、「カラマーゾフの兄弟」と共に後期五大長編作品と言われています。中でも最も叙情的な作品として知られています。
 「戦争と平和」「アンナ・カレーニナ」を書いた同時期のもう一人の文豪レフ・トルストイは本作について、「これはダイヤモンドだ。その値打ちを知っているものにとっては何千というダイヤモンドに匹敵する」と評したといわれています。
 ドストエフスキーは、白痴であるムイシュキン公爵を、「無条件に美しい人間」を描こうとしたとその手紙の中で述べています。

18 位
酔古堂剣掃を読む (心に刻みたい不朽の名言)

酔古堂剣掃を読む (心に刻みたい不朽の名言)(メーカー 致知出版社 安岡正篤)

発売日 2016-04-22  希望価格 販売価格¥ 1,728
2018-5-25 の情報

レビューは有りません。

19 位
悪霊(完全版)

悪霊(完全版)(メーカー 古典教養文庫 ドストエフスキー)

発売日 2017-12-30  希望価格 販売価格
2018-5-25 の情報

*読者の方のご指摘により、いくつかの誤植を訂正致しました。この場を借りてお礼申し上げます。(2018/5/15)


ドストエフスキー翻訳の金字塔!

(「悪霊」について)

 フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(1821-81)の五大長編の一つで、そのうちの三番目の作品です。無政府主義、無神論、ニヒリズム、信仰、社会主義革命などをテーマにもつ深遠な作品です。
 
(この本について)

 この古典教養文庫版の「悪霊」には次のような特長があります。

1、現在では使われない言い回しや言葉は、現在普通に使われる言葉に置き換えました。現代人には意味の取りにくい文は、平易な文に書きなおしました。また明らかな誤訳は、他の翻訳および信頼できる英訳書を参考にして訂正しました。
2、原文で触れられた場所、人物、絵画などを中心に、関連する画像を、著作権フリーのものにかぎって、いくつか挿入しましたので、より興味深く読み進めることができます。
3、わかりにくい言葉や、登場人物、でき事、作品などについての適切な注を、割り注の形で入れてありますので、本文の理解が深まります。これは原訳書にあったものに編集者が適宜加えたものです。
4、原訳書におびただしく挿入されたフランス語などの外国語表記はそのまま掲載し、日本語訳を割り注の形で入れました。
5、人名・地名は、現在通常に使われている表記に変更しました。
6,特に人名については、ロシア固有の文化を尊重する観点から、できるだけ原文通りの名前・父称としました。たとえば、これまで「ステパン氏」と訳されることが多かった、ステパン・トロフィーモヴィチ・ヴェルホーヴェンスキーについては、原書の表記どおり「ステパン・トロフィーモヴィチ」とし、また「ワルワーラ夫人」も「ワルワーラ・ペトローヴナ」としました。

 全体を三巻に分けてあります。以下のように分かれています。

上巻 「悪霊」第一編
中巻 「悪霊」第二編
下巻 「悪霊」第三編

 この本は、すべてを収めた完全版です。

(ドストエフスキー翻訳の金字塔!)

 訳者米川正夫(1891−1965)は、岡山県に生まれました。1909年東京外国語大学ロシヤ語本科に入学、旧友の中村白葉などとともに『露西亜文学』を創刊しました。1914年処女出版として新潮文庫からドストエフスキーの「白痴」を刊行開始しますが、この時は第4巻で中断の憂き目をみます。
 その後いくつかの職を経験しながらも、1929年に白葉とともにトルストイ全集を岩波書店から刊行します。1935年の「罪と罰」を訳し、ドストエフスキーの五大長編をすべて訳し終わりました。
 戦後は、個人訳による「トルストイ全集」(全23巻)と「ドストエフスキー全集」(全18巻)を刊行しました。
 ドストエフスキーが日本にこれほど受け入れられたのは、この米川正夫による業績によるところが大きいと言われます。まさに金字塔と言えるでしょう。たとえば、小林秀雄はドストエフスキーについての評論を数多く書いていますが、そこに引用されているドストエフスキーはすべてが米川正夫のものによっています。また三島由紀夫の「仮面の告白」の冒頭引用されている、「カラマーゾフの兄弟」のドミートリイによる「熱烈なる心の懺悔」もまた米川訳によっています。


(古典教養文庫について)

 古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。

1、古典として価値あるものだけを
 これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。
2、読みやすいレイアウト
 文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、電子書籍デバイスはもちろん、スマートフォンやタブレットなどでの読書に最適化しました。またMacやパソコンでも読むことができます。
3、すばやい操作性
 索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。
4、美しい表紙
 プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。
5、スピーディーな改版
 紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。古典教養文庫のブログに書き込むことで迅速なレスポンスが得られます。

20 位
三人の英雄と何仙姑天仙

三人の英雄と何仙姑天仙(メーカー 大浦 秀光)

発売日 2017-05-16  希望価格 販売価格
2018-5-25 の情報

 明朝末期、何仙姑と名乗る女仙人にやがて皇帝と称する日々が訪れるであろうと予言された三人の武将がいた。満州から明朝の勢力を追い払い後金国、後の清国を樹立したヌルハチの一子ドルゴン、農民反乱軍の英雄李自成、明国の武将呉三桂である。
 三人の英雄は、何仙姑天仙の予言と己の力を信じてそれぞれの未来を切り開くべく日夜戦いに挑む。
 その三人の英雄と肌を合わせた美女がいた。何仙姑天仙の弟子円円である。円円はドルゴンとの間に一子を設ける。やがてドルゴンは何仙姑天仙に、円円を美人の計に使うことが天下取りの近道だと諭され、しぶしぶ円円を手放すことに同意する。
 円円はその類まれなる美貌と何仙姑天仙仕込みの房中術で、明国皇帝の皇后の父である周奎、万里の長城の北辺の守将である呉三桂を次々と虜にする。そして、明王朝を滅ぼした農民反乱軍の英雄李自成までも意のままに操り、李自成の妾となる。
 やがて、農民反乱軍の英雄李自成はドルゴンと雌雄を決すべく、山海関の近く一片石で対峙する。ドルゴンにつくか、北京を占領している李自成につくか、帰趨を決めかねていた呉三桂は、北京に残してきた愛妾円円を李自成が犯したことを知り、激怒のあまりドルゴンと手を結び、ドルゴンの先兵となって李自成軍と戦う。
 一片石で激戦を繰り広げる李自成軍と呉三桂軍。戦況を見つめるドルゴン。ドルゴンの脳裏には「清が中国に覇を唱えるとき、必ずや天が味方し、空がバイエイにおおわれるであろう」という何仙姑天仙の予言があった。その日の戦いも終わろうとする頃、突如として突風が吹き荒れ、土が舞い上がり空が真っ黒になった。バイエイである。
 ドルゴンはここぞとばかりに全軍に突撃を命じ、李自成軍は総崩れとなった。
 何仙姑天仙から皇帝となることを予言されたと信じていた三人の英雄の内、李自成はこうして僅か一日だけの皇帝に終わった。また、清王朝樹立に奔走したドルゴンは皇帝になる直前に毒殺され、死して義皇帝と追尊された。そして呉三桂は中国の一部を支配しただけの内実の伴わない皇帝に終わった。
 また、五代の皇帝に仕えてしたたかに生きた謀臣、笵文程。蒙古族の男たちに男の中の男、サイン・エルといわれたジャムチの超人的な活躍を描く。