Amazon通販  あ行の著者 人気順総覧

本文へ本音のCAD・CAM独学で学ぶエクセルお役立ちリンク集携帯版アマゾン 通販商品総覧site map

Amazonのカテゴリ

   -- トップに戻る --

和書内の分類

文学・評論内の詳細

文学・評論
文芸作品
 日本文学
  あ行の著者
  か行の著者
  さ行の著者
  た行の著者
  な行の著者
  は行の著者
  ま行の著者
  や・ら・わ行の著者
 中国文学
 アジア文学
 英米文学
 ドイツ文学
 フランス文学
 スペイン文学
 イタリア文学
 ロシア文学
 ギリシャ・ラテン文学
 その他の外国文学
 外国文学・著者別
  ア行の著者
  カ行の著者
  サ行の著者
  タ行の著者
  ナ行の著者
  ハ行の著者
  マ行の著者
  ヤ・ラ・ワ行の著者
 評論・文学ガイド
  日本文学
  中国文学
  英米文学
  ドイツ文学
  フランス文学
  スペイン・ポルトガル文学
  イタリア文学
  ロシア・東欧文学
  その他の外国文学
 文芸作品 全般
歴史・時代小説
 あ行の著者
  池波正太郎
  その他
  あ行の著者 全般
 か行の著者
 さ行の著者
  早乙女貢
  笹沢左保
  柴田錬三郎
  その他
  さ行の著者 全般
 た行の著者
  陳舜臣
  津本陽
  童門冬二
  その他
  た行の著者 全般
 な行の著者
  南条範夫
  南原幹雄
  その他
  な行の著者 全般
 は行の著者
 ま行の著者
  峰隆一郎・村上元三
  宮城谷昌光
  その他
  ま行の著者 全般
 や・ら・わ行の著者
  山田風太郎
  その他
  や・ら・わ行の著者 全般
 経済・社会小説
 ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
 SF・ホラー・ファンタジー
ロマンス
 ハーレクイン
  ハーレクイン 新書判 5日刊
  ハーレクイン 新書判 20日刊
  ハーレクイン文庫
  MIRA文庫
  ハーレクイン その他
 シルエットシリーズ
  シルエット・スペシャルエディション
  シルエット・ディザイア
  シルエット・ラブストリーム
  シルエット・ロマンス
 シルキーシリーズ
 ハーレクインシリーズ
  ハーレクイン・イマージュ
  ハーレクイン・クラシックス
  ハーレクイン・スーパー・ロマンス
  ハーレクイン・テンプテーション
  ハーレクイン・ヒストリカル
  ハーレクイン・プレゼンツ
  ハーレクイン・ロマンス
  その他のシリーズ
 モダンロマンスシリーズ
 ロマンス 全般
エッセー・随筆
日本のエッセー・随筆
 外国のエッセー・随筆
  中国
  イギリス・アメリカ
  ドイツ
  フランス
  ロシア
  その他
 日記・書簡
  日本文学
  英米文学
  ドイツ文学
  フランス文学
  ロシア文学
  その他の外国文学
 紀行文・旅行記
 グルメ
 住まい・インテリア
 名言・箴言
  日本文学
  英米文学
  ドイツ文学
  フランス文学
  その他の外国文学
 著者別
  あ行の著者
  か行の著者
  さ行の著者
  た行の著者
  な行の著者
  は行の著者
  ま行の著者
  や・ら・わ行の著者
 エッセー・随筆 全般
古典
日本の古典
中国の古典
その他
古典 全般
詩歌
詩論
 詩集
  一般
  近代詩
  現代詩
 外国詩
  中国
  イギリス・アメリカ
  ドイツ
  フランス
  スペイン
  イタリア
  ロシア
 漢詩
  一般
  李白
  杜甫
  陶淵明
  白居易
  日本漢詩
 和歌・俳諧
  歌論
  万葉集
  柿本人麻呂
  古今和歌集
  新古今和歌集
  百人一首
  藤原定家
  西行
  松尾芭蕉
  良寛
  小林一茶
  与謝蕪村
 歌集
  一般
  佐佐木幸綱
  俵万智
  岡井隆
  島木赤彦
  斎藤茂吉
  馬場あき子
 句集
  一般
  松尾芭蕉
  加藤楸邨
  山口誓子
  有馬朗人
  正岡子規
  清崎敏郎
  種田山頭火
  稲畑汀子
  藤田湘子
  金子兜太
  阿波野青畝
  飯田龍太
 季語・歳時記
 詩歌 全般
戯曲・シナリオ
日本
イギリス・アメリカ
ドイツ
フランス
スペイン
イタリア
ロシア
戯曲・シナリオ 全般
評論・文学研究
文学理論
日本文学研究
 外国文学研究
  中国文学
  英米文学
  ドイツ文学
  フランス文学
  スペイン・ポルトガル文学
  イタリア文学
  ロシア・東欧文学
  その他の外国文学
 作家研究
 ミステリー論
 児童文学研究
 コミック・アニメ研究
 論文集・講演集・対談集
 文学史
 参考図書・書誌
 評論・文学研究 全般
 雑誌・逐次刊行物
 伝承・神話
全集・選書
日本文学
中国文学
英米文学
ドイツ文学
フランス文学
ロシア文学
その他の外国文学
個人全集
著者別
 著者
  あ行
  か行
  さ行
  た行
  な行
  は行
  ま行
  や行
  ら・わ行
 日本の著者
  あ行
  か行
  さ行
  た行
  な行
  は行
  ま行
  や行
  ら・わ行
 外国の著者
  ア行
  カ行
  サ行
  タ行
  ナ行
  ハ行
  マ行
  ヤ・ラ・ワ行
文学賞受賞作家
 芥川賞
  1-25回
  26-50回
  51-75回
  76-100回
  101-125回
  126回-
 直木賞
  1-25回
  26-50回
  51-75回
  76-100回
  101-125回
  126回-
 ノーベル文学賞(1901-1950年)
  B・ビョルンソン(1903年)
  H・シェンキェーヴィチ(1905年)
  R・キプリング(1907年)
  S・ラーゲルレーヴ(1909年)
  M・メーテルリンク(1911年)
  G・ハウプトマン(1912年)
  R・タゴール(1913年)
  R・ロラン(1915年)
  K・ハムスン(1920年)
  A・フランス(1921年)
  W・B・イェイツ(1923年)
  G・B・ショー(1925年)
  H・ベルグソン(1927年)
  T・マン(1929年)
  S・ルイス(1930年)
  E・オニール(1936年)
  R・M・D・ガール(1937年)
  P・バック(1938年)
  H・ヘッセ(1946年)
  A・ジッド(1947年)
  T・S・エリオット(1948年)
  W・フォークナー(1949年)
  B・ラッセル(1950年)
 ノーベル文学賞(1951年-)
  F・モーリアック(1952年)
  W・チャーチル(1953年)
  A・ヘミングウェイ(1954年)
  A・カミュ(1957年)
  B・パステルナーク(1958年・辞退)
  I・アンドリッチ(1961年)
  J・スタインベック(1962年)
  J・P・サルトル(1964年・辞退)
  M・ショーロホフ(1965年)
  川端康成(1968年)
  S・ベケット(1969年)
  A・ソルジェニーツィン(1970年)
  P・ネルーダ(1971年)
  S・ベロー(1976年)
  I・シンガー(1978年)
  E・カネッティ(1981年)
  G・ガルシア=マルケス(1982年)
  W・ゴールディング(1983年)
  J・サイフェルト(1984年)
  C・シモン(1985年)
  O・パス(1990年)
  N・ゴーディマ(1991年)
  T・モリスン(1993年)
  大江健三郎(1995年)
  S・ヒーニー(1995年)
  W・シンボルスカ(1996年)
  J・サラマーゴ(1998年)
  C・J・セラ(1998年)
  G・グラス(1999年)
  V・S・ナイポール(2001年)
  I・ケルテース(2002年)
  J・M・クッツェー(2003年)
 文学・評論 全般

トップ → 和書 → 文学・評論 →  あ行の著者


表示が遅い場合は少々お待ち下さい

1 位
日の名残り

日の名残り(メーカー 中央公論社 カズオ・イシグロ)

発売日 1990-07  希望価格 販売価格
2017-12-13 の情報

レビューは有りません。

2 位
銀翼のイカロス (文春文庫)

銀翼のイカロス (文春文庫)(メーカー 文藝春秋 池井戸 潤)

発売日 2017-09-05  希望価格 販売価格¥ 821
2017-12-13 の情報

レビューは有りません。

3 位
夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニック (新潮文庫)(メーカー 新潮社 恩田 陸)

発売日 2006-09-07  希望価格 販売価格¥ 767
2017-12-13 の情報

中古品ではございますが、良好なコンディションです。丁寧に発送いたします。

4 位
博士の愛した数式

博士の愛した数式(メーカー 新潮社 小川 洋子)

発売日 2003-08-28  希望価格 販売価格¥ 1,620
2017-12-13 の情報

   1990年の芥川賞受賞以来、1作ごとに確実に、その独自の世界観を築き上げてきた小川洋子。事故で記憶力を失った老数学者と、彼の世話をすることとなった母子とのふれあいを描いた本書は、そのひとつの到達点ともいえる作品である。現実との接点があいまいで、幻想的な登場人物を配す作風はそのままであるが、これまで著者の作品に潜んでいた漠然とした恐怖や不安の影は、本書には、いっさい見当たらない。あるのは、ただまっすぐなまでの、人生に対する悦びである。

   家政婦として働く「私」は、ある春の日、年老いた元大学教師の家に派遣される。彼は優秀な数学者であったが、17年前に交通事故に遭い、それ以来、80分しか記憶を維持することができなくなったという。数字にしか興味を示さない彼とのコミュニケーションは、困難をきわめるものだった。しかし「私」の10歳になる息子との出会いをきっかけに、そのぎこちない関係に変化が訪れる。彼は、息子を笑顔で抱きしめると「ルート」と名づけ、「私」たちもいつしか彼を「博士」と呼ぶようになる。

   80分間に限定された記憶、ページのあちこちに織りこまれた数式、そして江夏豊と野球カード。物語を構成するのは、ともすれば、その奇抜さばかりに目を奪われがちな要素が多い。しかし、著者の巧みな筆力は、そこから、他者へのいたわりや愛情の尊さ、すばらしさを見事に歌いあげる。博士とルートが抱き合うラストシーンにあふれるのは、人間の存在そのものにそそがれる、まばゆいばかりの祝福の光だ。3人のかけがえのない交わりは、一方で、あまりにもはかない。それだけに、博士の胸で揺れる野球カードのきらめきが、いつまでも、いつまでも心をとらえて離さない。(中島正敏)

5 位
BT’63(下) (講談社文庫)

BT’63(下) (講談社文庫)(メーカー 講談社 池井戸 潤)

発売日 2006-06-15  希望価格 販売価格¥ 756
2017-12-13 の情報

レビューは有りません。

6 位
裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII

裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII(メーカー 文藝春秋 石田 衣良)

発売日 2017-09-15  希望価格 販売価格¥ 1,620
2017-12-13 の情報

レビューは有りません。

7 位
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)

イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)(メーカー 原書房 乾 くるみ)

発売日 2004-03  希望価格 販売価格
2017-12-13 の情報

レビューは有りません。

8 位
猫が見ていた (文春文庫)

猫が見ていた (文春文庫)(メーカー 文藝春秋 湊 かなえ)

発売日 2017-07-06  希望価格 販売価格¥ 648
2017-12-13 の情報

レビューは有りません。

9 位
死神の精度 (文春文庫)

死神の精度 (文春文庫)(メーカー 文藝春秋 伊坂 幸太郎)

発売日 2008-02-08  希望価格 販売価格¥ 702
2017-12-13 の情報

レビューは有りません。

10 位
シャイロックの子供たち (文春文庫)

シャイロックの子供たち (文春文庫)(メーカー 文藝春秋 池井戸 潤)

発売日 2008-11-10  希望価格 販売価格¥ 724
2017-12-13 の情報

レビューは有りません。

11 位
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)(メーカー 文藝春秋 歌野 晶午)

発売日 2007-05-01  希望価格 販売価格¥ 778
2017-12-13 の情報

レビューは有りません。

12 位
ドミノ (文芸シリーズ)

ドミノ (文芸シリーズ)(メーカー 角川書店 恩田 陸)

発売日 2001-07-27  希望価格 販売価格
2017-12-13 の情報

   ファンタジー、ミステリ、ホラーと、傍流系文学すべてにわたるジャンル開拓者としての恩田陸の仕事は注目すべきものだ。本作は、2つの紙袋が偶然入れ違うという小さなできごとが、まさにドミノ倒しのごとく、しだいに大事件へと膨れあがっていく様子をコミカルに描いたスラップスティック・コメディである。

   7月のある蒸し暑い午後、営業成績の締め切り日を迎え色めき立つ生命保険会社から、差し入れ買い出しのためにOLが東京駅に向かって走りだす。ここを物語の出発点として、ミュージカルのオーディションを受ける母娘、俳句仲間とのオフ会のため初めて上京した老人、ミステリーの会の幹事長のポストを推理合戦によって決めようとする学生たち、従妹の協力のもと別れ話を成功させようともくろむ青年実業家、訪日中のホラー映画監督など、さまざまな人間が複雑に絡みあうなかで、物語は日本中を揺るがす大事件へと発展していく。

   状況ごとにかき分けられたプロット同士が因果律によって綿密にリンクしあい、登場人物の内面に深く入り込んだ視点によってできごとが相互主観的に語られていく。井上夢人の傑作『99人の最終電車』を連想させる作品だ。人物造形や状況描写などが多少パターン化されている感は否めないが、登場人物が東京駅に集うクライマックスに向けて、ジェットコースターに乗っているかのような気分で一気に読ませる手練には驚嘆せざるを得ない。エンターテイメントに徹した快作である。(榎本正樹)

13 位
椿山課長の七日間 (朝日文庫)

椿山課長の七日間 (朝日文庫)(メーカー 朝日新聞社 浅田 次郎)

発売日 2005-09-15  希望価格 販売価格¥ 648
2017-12-13 の情報

   激務がたたり脳溢血で突然死したデパートの中年課長が、たった7日間の期限つきで現世に舞い戻ってくる。ただしみずからの正体を明かすことは許されず、39歳の独身美女の姿を借りているため、行く先々で珍騒動が巻き起こる。家族に、仕事に、やり残したことをやり遂げ、主人公は無事成仏できるのか。行動をともにするやくざの組長と小学生のストーリーをからめつつ描かれる、ハートウォーミングな「死者の自分探し」の物語である。

   もともと新聞連載小説だけに、随所に泣き笑いのつぼが設定されており、著者独特の歯切れのいい文体ともあいまってたちまち引き込まれる。脇役の一人ひとりまで丁寧にキャラクター設定された「優しい人」「いい人」たちによるファンタジーは、まさに浅田節の真骨頂だ。おまけに中年の純情恋愛までが織り込まれ、山あり谷ありで読者を飽きさせない。やや意外なラストシーンはほろ苦くも温かい味わいを残す。

   美しい女性の肢体をわがものにした主人公の行動のおかしみ、間抜けな死に方をしたやくざのべらんめえ口調の説教節など、著者ならではのディテール描写、懐かしくも美しい日本語の世界などは、本筋をはなれても楽しめる。死をめぐり、家族間、世代間で感想を述べ合うきっかけとしても好適のエンターテイメントといえよう。(松田尚之)

14 位
弥栄の烏 八咫烏シリーズ6

弥栄の烏 八咫烏シリーズ6(メーカー 文藝春秋 阿部 智里)

発売日 2017-07-28  希望価格 販売価格¥ 1,620
2017-12-13 の情報

レビューは有りません。

15 位
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)(メーカー 東京創元社 伊坂 幸太郎)

発売日 2006-12-21  希望価格 販売価格¥ 700
2017-12-13 の情報

レビューは有りません。

16 位
深い河

深い河(メーカー 講談社 遠藤 周作)

発売日 1993-06-04  希望価格 販売価格
2017-12-13 の情報

第35回毎日芸術賞受賞。それぞれが愛を求めてそれぞれが人生の意味を求めて母なる河にたたずむ刻(とき)。『沈黙』をしのぐ7年ぶりの純文学書下ろし長編小説。 1人ぽっちになった今、磯辺は生活と人生とが根本的に違うことがやっとわかってきた。そして自分には生活のために交わった他人は多かったが、人生のなかで本当にふれあった人間はたった2人 母親と妻しかいなかったことを認めざるをえなかった。「お前」と彼はふたたび河に呼びかけた。「どこ行った」河は彼の叫びを受けとめたまま黙々と流れていく。だがその銀色の沈黙には、ある力があった。河は今日まであまたの人間の死を包みながら、それを次の世に運んだように 川原の岩に腰かけた男の人生の声も運んでいった

17 位
チルドレン

チルドレン(メーカー 講談社 伊坂 幸太郎)

発売日 2004-05-21  希望価格 販売価格¥ 1,620
2017-12-13 の情報

『「本屋大賞」事務局(http://www.hontai.jp)』からノミネート作品のPOPが届きました!
POP王の作品を拡大する POP姫の作品を拡大する

(Copyright© Web本の雑誌 POP王 POP姫)


18 位
密やかな結晶 (講談社文庫)

密やかな結晶 (講談社文庫)(メーカー 講談社 小川 洋子)

発売日 1999-08-10  希望価格 販売価格¥ 745
2017-12-13 の情報

レビューは有りません。

19 位
ラッシュライフ (新潮ミステリー倶楽部)

ラッシュライフ (新潮ミステリー倶楽部)(メーカー 新潮社 伊坂 幸太郎)

発売日 2002-07  希望価格 販売価格
2017-12-13 の情報

レビューは有りません。

20 位
重力ピエロ

重力ピエロ(メーカー 新潮社 伊坂 幸太郎)

発売日 2003-04-01  希望価格 販売価格¥ 1,620
2017-12-13 の情報


   半分しか血のつながりがない「私」と、弟の「春」。春は、私の母親がレイプされたときに身ごもった子である。ある日、出生前診断などの遺伝子技術を扱う私の勤め先が、何者かに放火される。町のあちこちに描かれた落書き消しを専門に請け負っている春は、現場近くに、スプレーによるグラフィティーアートが残されていることに気づく。連続放火事件と謎の落書き、レイプという憎むべき犯罪を肯定しなければ、自分が存在しない、という矛盾を抱えた春の危うさは、やがて交錯し…。

   著者は、新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『オーデュボンの祈り』で言葉を話すカカシを登場させ、『陽気なギャングが地球を回す』では、特殊能力を持ったギャング団一味を軽妙なタッチで描いてみせた伊坂幸太郎。奇想天外なキャラクターを、巧みなストーリーテリングで破綻なく引っ張っていく手法は、著者の得意とするところである。本書もまた、春という魅力的な人物を縦横に活躍させながら、既存のミステリーの枠にとらわれない、不思議な余韻を残す作品となっている。

   伊坂流「罪と罰」ともいえる本書は、背後に重いテーマをはらみながらも、一貫して前向きで、明るい。そこには、空中ブランコを飛ぶピエロが、一瞬だけ重力を忘れることができるように、いかに困難なことであっても必ず飛び越えることができる、という著者の信念が感じられる。とくに、癌(がん)に冒されながらも、最後まで春を我が子として支援する父親の存在が、力強い。春が選んだ結末には賛否両論があるに違いないが、「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」と春に語らせた著者のもくろみが成功していることは、すがすがしい読後感が証明している。(中島正敏)