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CADトレース技能審査


実技のポイント

1.合格点

 基準が変更になっています。
 学科・実技、共に7割以上の得点が必要です。


2.講習会があれば必ず受けておく

 もしも、講習があるようならば、絶対に受講しておきましょう。
 ただし、講習が有るか無いかは全く判りません。


3.途中保存は頻繁に行う

 パソコンの暴走によるデータ消失は受験者責任ですから、途中保存は頻繁に行って下さい。
 理想を言えば、試験開始と共に保存を行い、途中では問題用紙を読む度に必ず上書き保存するクセを身に付けておきましょう。
 こうしておけば暴走対策だけでなく、FDにエラーがあった場合でも早期に発見できます。


4.一本でも多く線を引く

 図面は完成させなくても合格します。しかし、一本でも多く正解の線を描いておけばそれだけ加点されますから可能な限りの線を書き込んでおきましょう。


5.線種を間違えない事

 利用技術者と異なり、JISの規格に準拠して製図する必要が有ります。線種を間違えれば当然減点されます。出図された図面で採点されますから、レイヤーや描き方等は問われません。

6.ソフトに慣れておく

 使い慣れていなければ、高速な描画は不可能です。テストに使用するソフトは可能な限り練習し、メニューやアイコンの位置は勿論の事、ソフトのクセも知っておきましょう。
 また、描画だけでなく印刷も行いますから出力方法もマスターしておいて下さい。


7.初級

・部品図のトレース(機械) 間取り図のトレース(建築)

 試験時間は1時間、課題どおりにCADでトレースするだけではなく、機械なら与えられた条件から部品のサイズを選択し、作図する必要が有ります。しかし、特別に専門的な知識は必要無いと思います。
 一生懸命CADの練習をしていれば経験が無くても合格出来ると思います。


8.中級

・手書き部品図と組立図のトレース(機械)
・手書き間取り図のトレース(建築)

 試験時間は90分、手書きの汚いスケッチからCADの図面を起こします。
 これも、特に専門的な知識は必要無いと思いますが、各分野の図面をきちんと書き上げる練習をしっかりしておく必要が有ります。
 見本には線が不足している場合もありますが、この場合は受験者が判断して書き足す必要があります。


8.上級はメチャメチャ難しい

 不足している線は書き足す必要が有るようです。
 その方面での簡単な設計を含む実務経験が充分に有り、幅広い知識が無ければ、合格する事はできないでしょう。


9.寸法や記号の記入は漏らさずに

 寸法や仕上げ記号の記入も必要です。絶対に漏れの無いように注意して下さい。この場合も線種を間違えてはいけません。
 特に、上級では見本図に書いてある寸法を正確に三面図側に記入する必要がありますから、十分な注意が必要です。


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