技能検定

機械・プラント製図（機械製図CAD作業）
建築図面製作（建築製図CAD作業

技能検定とは

　各業種におけるプロとしての技術力を証明する国家資格。実際の試験業務は国の代行で中央職業能力開発協会が行っています。

　ランクは三級・二級・一級・特級が有りますが、業種によって三級や特級が無い場合が多く、クラス分けの無い単一等級の場合も有ります。
　資格は下のクラスから順に取得する必要があり、最上位のクラスに合格するまでには長い年月が必要です。

　業種によって資格取得の難しさに大きな差が有りますが、通常は二級に合格すればプロとして上級者、一級に合格すれば一流（名人）と考えて良いでしょう。
　技能検定に合格した者は「技能者」の称号が与えられ、会社や店には「技能者の店」と書いた看板が出せるようになります。技能者を多く雇用している会社は社会的評価が高くなるため、技能者を優遇する企業も多いようです。

機械製図CAD作業・建築製図CAD作業

　平成１１年度から新たに開始された技能検定で、ＣＡＤ関係の資格としては最高位に位置しますが、開始されて間もないこともあり、まだ合格者は僅かです。

　合格するためには相当な実力と長時間の練習が必要です。設計業務やトレース業務にＣＡＤを毎日使用しているくらいでなければ合格は難しいでしょう。

　なお、未だ試験体制が充分でないため県によっては試験会場が無い場合も有ります。また、使用ソフトは会場に準備されている物に限定されますし、持ち込みも出来ません。従って、不慣れなソフトやＰＣで受験せざるを得ないと思います。

受験資格　☆

願書を出す前に職業能力開発協会の人に詳しく聞いて下さい。

☆　試験の免除　☆

願書を出す前に職業能力開発協会の人に詳しく聞いて下さい。