過去の随想 3
讃岐うどん 平成14年03月31日
讃岐人の私にとって、うどんは主食に匹敵する食べ物である。
昼食といえば大半がうどん。夕食も週一回程度はうどんを食べてます。
しかし、子供の頃からそんなに食べていたわけではなく、学生時代に食事代を浮かせるために昼食に学食のうどんを食べだしてから毎日食べるようになったかなぁ。しかし、その頃は未だ学食のうどんが激マズだったこともあり、嫌々食べていたに過ぎなかったのですし、就職して外回りの仕事になってからも手っ取り早い食事がうどんであったから食べていただけなのです。
ところが就職して半年後、東京へ5ヶ月間の研修に行ったのですが、このときに一番困ったのが「うどん」でした。
普段は何も気にせず「腹が減ったから食べる」という程度だったのに、上京して一週間もしないうちにうどんが欲しくてたまらなくなってしまったんです。
どちらかと言うと「禁断症状」と言ってもいいくらいうどんが食べたくて仕方が無い! 東京暮らししていた同郷の親友とうどん屋を探したけど、当時の東京には美味い店は無かった。ようやく探し当てた「讃岐うどんの店」は讃岐人でさえ聞いたことが無いようなメニューが並び「暴れたくなるほど不味い店」であったものの、ガツガツと三杯ほど食べた記憶があります。(^_^;)
地元暮らしの自分にとって「故郷」なんて言葉は縁遠いものであったし、他県に出た友人達にとっては私自身が彼らの「故郷」の一部であったと思いますが、あの時期だけはうどんへの欲求を通じて故郷というものを感じましたね。
話は変わって、よく誤解されるのですが、「讃岐人はうどん好き」と思われがちですが実は違います。「讃岐人は美味いうどんが好き」が正しいんです。
讃岐人は普段から極上のうどんを食べていますから、舌がそれに慣れてしまってます。従って不味いうどんにはとても敏感ですね。
他県へ行って、昼食にいつものクセでうどんを注文してしまう場合がよくあるのですが、はっきり言って他所のうどんは不味いです。最近は「讃岐人でも食べられるうどん」を出す店もチラホラ見受けられるようになりましたが、やはり少数派ですし「んまいっ」って言えるような店には巡り合った事が無いです。
やはり、地元の味を再現するのは難しいのでしょうねぇ。
政治家2 平成14年03月24日
連日の政治家スキャンダルの報道を見ていると「政治家は何のために居るのか」って疑問が強く湧いてきますね。
特権意識ばかり強くて、地元への利益誘導を当然と考えている連中の話は聞いていて腹が立ちます。税金は本来なら平等に使われるべきもの、特定地域を潤すために使うべきものじゃないでしょう。
なぜこんなことが許されているのか。それはやはり、法を作る側が自分に都合のいいように法作成するからに他ならないのじゃないでしょうか?
政治献金なんて、常識では賄賂でしょう? 官僚が受け取れば収賄罪に問われるでしょうし、会社員なら背任罪に問われますよね。税金から給与も活動費も支給されながら政治家だけが収賄に問われないのはおかしいでしょう。
それを合法とするような法を作る神経は庶民感覚とかけ離れていると思うのですが、私の方が考えがおかしいのでしょうか?
少なくとも、献金貰うなら活動費用や秘書の給与あたりは全額返納すべきだと思うんですけどねぇ。
もう一つの原因は利権の与え過ぎでしょう。前回も書いたように、立法府としての仕事(法案作成)を行政府の官僚に任せておいて、税金の分配という利権が強く絡む行政府の仕事を主にやりたがる。
もしも、行政府から利権が無くなれば、政治家の大半の顔ぶれが今とは全然違うメンバーになるんじゃないでしょうか。
政治腐敗をなくすには利権の防止が一番だと思うのですけどねぇ・・・。
政治家 平成14年03月17日
政治家がマスコミで連日取り沙汰されてますね。
外務省に影響力が有って、税金を自分の関係する企業の為に使ってやって・・・
でも、これは氷山の一角どころか「浜辺の砂粒」程度だと言う事は国民みんなが知っていることでしょう?
「政治家は地元の為に税金を取ってくるもの」、半ば常識と化したような言葉ですが、果たしてこれは正しいのでしょうか。
地元と言えば聞こえは良いでしょうが、実際には献金を行っているスポンサーが対象であって、その他の企業が対象となる事は少ないでしょう。我々の支払った税金が特定企業の収入にされるのは気分の良いものでは無いですよね。
それに、「財政赤字解消には景気回復が一番」などと言って、土木工事にばかり税金を投入されたのでは、いつまでたっても景気回復しないでしょうし財政再建だって無理でしょう。
そんな金が有るなら中小企業に無利子融資した方が遥かに景気回復と財政再建の薬になるんじゃないかな?
インフラ整備は必要ですが、これ以上道路を増やすよりも先にやるべき事は沢山有ると思います。光ファイバーにしろ公共交通機関にしろ、地方ではまだまだ整備されていません。
しかし、それをしないのが政治家! 票にも金にもならない分野に税金投入はしないでしょう。
大きな道路を1本作らずに済ませれば公立病院が1つ建つのでしょうが、そんな事をしても献金につながらないのでしょうね。
三権分立は行政府と立法府の独立性を保障する日本国憲法の三本柱の一つです。しかし、実際には「○○委員会」などと銘打って立法府の立場である筈の議員が行政府に食い込んでいます。 これを何とかしない限り、「むねお予備軍」の活躍は続くのじゃないでしょうか?
イギリスのように議員と官僚の接触を禁止できればいいのですが、日本だとアメリカのように政治家はスポンサーの為に働くのが正義だなんてことになりそうですねぇ。
私が使った最初のプロパイダは開設直後のJustNet、これは1ヶ月でやめた。入会金1万円と会費5千円を支払ったのに、毎日数十回アクセスしても繋がったのは一ヶ月で3回だけ。それもすぐに切れた。(\~/)
二回目は地元の自治体が運営していたプロパイダ。これは対応が悪くて1年もせずに虹ネットへ乗り換え。
BBSやカウンターのCGIを削除されたりと時々ミスをやってくれる虹ネットだったけど、ホームページを出してからは簡単に乗り換えるわけにもいかず、辛抱して使ってました。
でも、それももう限界。ADSLの普及でバックボーンが完全にパンク状態。昼間は1.2Mbpsの速度でも、テレホの時間になると100Kbpsを切る始末、更には回線パンクによりアクセス制限まで掛かってホームページが開かない時も・・・
閲覧してくれる人から「異常に重い」と苦情が出て来るようでは「辛抱」で済む話ではありません。
しかも、料金は大手の倍くらい取った上でこれだけの不具合。それに対して、プロパイダ側の回答は「専用線を持たない地方プロパイダの限界」 との事。(-_-#)
ADSLの普及まではこちらでは優良なプロパイダだったんですけどねぇ・・・
6年間使ったプロパイダだし、メアドも気に入っていたのですが遂に辛抱の限界に来てしまった。
しかし、ここで気になるのは「地方プロパイダの限界」という言葉。
虹ネットも通信速度の低下という非常事態を放置していた訳ではないんですよね。NTTに回線増強を依頼しても数ヵ月後でなければ工事してくれないとか、回線使用料は値下げしてくれないとか、言い分は沢山有るみたいです。(ユーザにしてみれば辛抱を強要される理由にはならないですが)
大手がサポートしなかったローカルでネット普及の下地をコツコツと築き上げたのに、ユーザーが増えて大手がローカルにまでシェアを伸ばしたとたんユーザーが離れてしまうのは、私自身が離れた一人でありながら何かやるせない気がしますねぇ・・・
そして、地方プロパイダが今まで有力な顧客で有ったはずなのに、大手が参入しても充分な対策が取れないNTTにも、何とも言えない不満が残ります。
病気と検査 平成14年03月02日
今日は親父の七回忌。 死んだ人が歳食うのは早い・・・(^_^;)
死因は慢性肝炎から肝硬変を経て肝臓癌。
ただ、これについては病院側に色々言いたい事が有りますね。初期に発見され治療されていたにもかかわらず、医師が家族にさえも告知しなかった為に本人が病気を軽視。具合が悪いと検査を受けたくなくなるのは人の常です。指示された定期の検査は最初の半年くらい受けただけで後は嫌がって受けていなかった。
せめて家族にでも言ってくれていれば、強引に検査を受けさせられたと思うと今でも悔しい思いが募ります。
最初の治療から数年後に受けた検査では最初の時の医師が辞めていたために別の医師が担当。最初の治療が初期癌の治療であった事と、すでに完全な末期癌に進行している事が私に告げられました。
その医師は慢性肝炎の詳しい説明と、病状進行とそれを判断する症状、そしてその後に出てくるはずの症状と各症状に応じた余命等を毎回事細かく解説してくれたのですが、その予想は全て的中! 治療方法(と言うよりは延命方法)もいくつか提示され、その中からこちらの希望した方法を選択させてくれるという前向きな対応をしてくれました。
最初からその医師が治療していたら、今でも親父は元気だったでしょうねぇ・・・。
患者は医師の言葉を信じます。しかも自分に都合の良い部分だけ・・・
癌告知は難しいでしょうし、思い病気を軽い病気であると思わせるのも大切な事かもしれませんが、それが為に「治療や検査まで軽く考えてしまう事実」というものから目を背けてしまってはいけないでしょう。医師と言えば治療の上手い下手だけで評価してしまいがちですが、本当に良い医師というのは「本人の治療する気」を引き出してくれる医師じゃないでしょうか?
そう言う事を医学部で学ぶのかどうかは判りませんが、命に関わる事なのですから医師になれるかどうか問うべき資質として考えて欲しいと思います。
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病気は早期発見早期治療が一番ですが、健康に自信が無くなったら検査を受けるのが怖くなるのも確かです。
でも、検査を受けなければ発見する事は不可能なのですから、イヤだと思っても検査は受け続けましょう。そして、悪い所が有ればさっさと治療しましょう。早く治せば癌でも治りますが、手遅れになれば風邪でも死んでしまいます。
遂に本格的な無料三次元CADが現れましたね。近い将来にフリーソフト陣営から出るだろうとは思っていましたが、意外にも大手メーカーからの出現には驚きを隠せません。
まだ使っていないので性能や操作性についてはコメントできませんが、著名なPro/Eの下位バージョンですし、ちょっと見た感じではアッセンブリ機能を始めとして三次元に必要なコマンドのほぼ全てが揃っているようですから、実用上の性能は旧来のミッドレンジ以上のものが期待出来そうです。
二次元機能は若干使い勝手に不自由を感じますが、これはもっと使い込んでみないと何とも言えません。まあ、他の三次元CADでも二次元機能は極限まで削られている物が多いですから、それに比べると多い方に入るかも?
高機能な無料三次元CADが現れた事で日本のCADの三次元化は加速するでしょうね。今まで、習得性・価格・必要性の三つがネックになっていたと思いますが、その一角が崩れた事で「ちょっと使ってみようか」というユーザーが増えるんじゃないでしょうか。ユーザーが増えれば「本を出してみよう」という人が増えるでしょうし、習得した人の中からホームページで講習してみようかと言う人も出てくるでしょう。そうなれば習得性も上昇するはずです。
そうしてユーザーが増えれば今まで業務に使っていない職場でも徐々に必要性が高まってくるでしょうし、新たな用途も開発されてくるように思います。
ただ、無料・高性能に喜んでばかりはいられないかも?
我々ユーザーにとっては大歓迎のソフトですが、メーカーさんにとっては致命傷になりかねないでしょうね。ここまで高性能の物が無料配布されるとなると、有料ソフトはこれを超えなければならない訳ですからローエンド帯のソフトは物凄い性能アップが必要になると思います。しかし、これはミッドレンジ帯のソフトにしても同じ。当面は現存データを生かさなければなりませんからすぐに乗り換えと言う事は少ないと思いますが、今までのユーザーが新たに追加購入してくれるかどうかは判りませんね。
更なる性能アップと価格破壊を進めなければ長い年月の中で淘汰されていくのは必然の流れかと思います。
体質的に停滞したCAD業界に、大きな一石が投じられたのではないでしょうか?
世の中で実際に使用されているCADは何なのか? メーカーの言う数は本当なのか?
以前から強い疑問が有りましたし、皆さんの興味も強いのではないかと思い、ご存知の通りアンケートを実施してみましたところ、おかげさまでたくさんのご解答を頂き、とても勉強になりました。
まだ暫くは、あのままアンケートを取り続けたいと思っていますので未解答の皆さんよろしくお願いします。m(_ _)m
従いまして、今のところは途中結果と言う事になりますが私なりの評価を出してみます。
先ず、他の場所でのアンケートと異なっているのはAutocadLTがjw-cadを抑えてトップに立ったことですね。ただし、両ソフトとも増え方を見ると他のソフトの増加が停止した後に1づつ増加していますから、同じ人が繰り返し投票しているようにも考えられますので最初の一週間目くらいまでが正確な数と考えた方が良いでしょうか。その頃の数で言えば建築・土木系ではjw-cadがトップAutocadLTが二位でしたから他のサイトで見るアンケートと差が有りません。驚いたのは意外にHO-CADが少なかった事と図脳Rapidが善戦していた事、TurboCADや図脳Sketchがゼロだった事ですね。
特にTurboCADは売れ数は常にベスト20に入っているくらいですし、メーカー発表も膨大な数に上っているにもかかわらず実際には殆ど使用されて無いというのは予想と大幅にズレていました。
Autocad系は土木系に強いと思っていましたので、まあ予想通り。jw-cadも建築系での圧倒的シェアは嘘ではなかったようですね。
また、ソフトの種類が少なかったのも意外でしたし、図脳Rapid3Dが伸びていた事やCADでないShadeが善戦していたのも驚きでした。建築・土木系にも三次元化が進んでいるようです。しかも、高額な三次元CADでなくローエンドやCGソフトが伸びているのですねぇ。確かに、複雑な自由曲面や滑らかに変化する上下異形状の立体物は建築や土木には必要無いでしょうから覚え易い図脳Rapid3Dが圧倒的に有利となるのも理解できます。
機械系は案の定、乱戦になりました。総ソフト数157で32種類・・・( ̄∇ ̄;)
ここまでバラバラな結果になるとは・・・
トップはAutocadLT、僅差で図脳Rapid、更に僅差で鍋CAD、続いてこれも僅差で図脳Rapid3D、それ以下も僅差が続いてます。
ここでもAutocadLTがトップですから、建築系と合わせるとjw-cadを大幅に上回る数になりますね。ただ、一般的に言われるほど現実には普及していない事が判りますし、専門学校等で育成されるオペレーターの数を考えると「Autocadを学べば就職に有利」と言うのは考え直した方が良いでしょうね。
図脳Rapidの善戦が光りますが、ウチのページで図脳シリーズを褒めていますから、それが影響している可能性も有ります。多少、一般の数よりは多くなっているかなぁ? まあ、それを差し引いてもかなりのシェアを占めているのは確かでしょうね。就職に役立てるならオペレーターの少ない図脳シリーズを習った方が賢いかも?
さすがと言いたいのは鍋CADですね。数ある市販ソフトを抑えるだけでなく、jw-cadの二倍の得票で堂々の三位獲得は立派です。これで勢いをつけて更なる成長をして欲しいですね。
私の予想通りで、メーカーさんや流通業界の発表と決定的に異なっていたのはミッドレンジの数。5票以上獲得した二次元ミッドレンジはHelixとCentury2DとAutocadのみ。Helixは開発中止から1年半もたっているのにさすがという感じです、しかし、Century2DはCentury3Dと同数ですからおそらくセット物でしょうし、Autocadにしても完全二次元ではなく三次元機能も持っていますから、ベスト10に二次元限定のミッドレンジはゼロと言う事になります。
機械系に特徴的なのは三次元CADが多い事ですね。10位までで、なんと6本も三次元が入ってます。特に驚きは建築系と同様にShadeシリーズが多い事! 5位ですからねぇ・・・(゚◇゚;)
図脳Rapid3Dの善戦もかなり驚きましたが、まさかShadeシリーズが図脳Rapid3Dに僅差で追いついてくるとは思いもよりませんでしたし、HelixやAutocadを上回るなんて考えられませんでした。
なお、Centuryは私の関係者が投票している筈ですので、実際に世の中で使われているシェアはもっと少ないはずですし、UI-Designerもメーカーさんからウチにリンクが貼られていますから、多少は多めの数になっているかも知れません。
意外に少なかったのはCATIAです。1票入ってますが、これはV4だと報告を受けていますのでV5はゼロと言う事になります。V5ユーザーがウチには来ていないだけなのか、それともHelixユーザーに対するIBMの宣伝は大風呂敷だったのか???
結果を見て思うのですが、やはり数多く使われているのはローエンドソフトですね。まあ、ハイエンドはユーザーさんも必要性が有って導入していると思いますし数が少なくても当然の事ですが、ミッドレンジはいかがな物でしょう?
ある程度の数が出なければ尚更に価格が高くなる筈ですから、悪循環になってしまうでしょうね。三次元が普及している比率を考えると、やはり、低価格化を進めて数を売る戦術の方が勝ち組になるのじゃないでしょうか?
ベスト10に入れなかったミッドレンジ・ローエンドは果たして10年後にも存在しているでしょうか? メーカーを支えているのはユーザーなのですから、支えてくれたユーザー、信用して商品を購入してくれたユーザーをHelixの時のように苦しめる事だけは避けて欲しいと切に願います。
技能検定 平成14年02月03日
今日はCAD製図の技能検定実技試験日。
一級の方は見ていませんが、二級と言えどもさすがにCAD関係の資格としては頂点に位置するだけの事は有りますね。半端ではない難しさでした。毎日、設計を業務として長年やっている人でなければ良い点は取れないでしょう。
肌の仕上げ等を自分で決めなければなりませんし幾何公差の知識も必要となれば、トレースが主業務の人にはちょっと厳しいと思います。
また、設計が主業務であっても専門外の機械ですと、出題モデルの機構が判り難いでしょうし各部に要求される性能も判り難いはずです。学生時代に機械工学の知識をしっかりと勉強していれば何とかなるとは思いますが、専門外の学校を出た人にとってはかなり厳しかっただろうと思います。
特に面指示は個々の考え方や品物のグレードによっても変わる物だと思いますから、かなりの経験を積んだ人でなければ正解の記号が書き込めないでしょうねぇ・・・。
二級であの難しさなのですから一級はどのくらい難しいのでしょうか???
でも、受かる人は居るんですよね。やはり、才能と努力でしょうか。
ちょっと気になる点が・・・
手書きとCADが同じ問題ですが、これだと手書きが不利に思えるのは私だけだろうか???
手書きよりはCADの方が早く描ける分、有利なように思えます。試験時間が違うのかな?
あと、図面から寸法計測しなければならないのはどうにか出来ないのでしょうかねぇ・・・。手書き作業なら判らないわけでもないですが、CAD作業で必要なんでしょうか・・・?
今時、そう言う作業がCAD関係の実務の中で大きなウェイトを占めているとは考え難いんですけど???
入試 平成14年01月27日
我が家では長男が現在高校入試の真っ最中。色々と大変ですね。
自分自身の時は大して心配もしなかったのに子供のことになるとやはり心配です。特にウチの子はバカだから・・・(T∇T)
なんで、両親の悪い部分だけを集めたのか・・・
ま、それは置いといて。
最近の入試事情は我々の時代と比べると酷いですね。詰め込み教育のピークに育った我々は、自分の成績と県内順位、それに各学校の志望者別順位が配布されていましたから、自分がどの学校に行けるのか、あと何点取れば志望校の合格ラインに入るのか、そういう情報が豊富にありましたし学校のランクもよく判っていました。
ところが、最近の状況は全く違うんですよ。どの学校がどの程度の点で合格するのか、本人の成績が県内でどの程度なのか、そういう情報が一切無いんです。学校のランクもさっぱり判らないし。有るのは、中学校が自校卒業生の合格状態から独自に集めた資料だけ。 そんなもんで何が判るかっ! (-_-#)
こんな状態で志望校なんて決められる筈が無いのですが、かと言って放って置く訳にもいかない。どこでも受かるほど頭が良ければ困りもしないかも知れないけど、受かるところを探さなければならないような状態では結局のところ受かりそうな所から2ランクも3ランクも落として確実な所を狙うしか無いみたいですね。聞いた話では数年前には県内トップの学校が定員割れしたとの事。こんな状態では冒険できないでしょうから仕方ないですね。
しかし、こんな事が子供にとってありがたい事でしょうか?
本来ならもっと上の学校に進める筈の子供達が、情報不足が原因で不本意な高校に進み、それが原因で不本意な大学にしか進めない。教育評論家やマスコミは現実離れした特殊な成功例の者を強調しますが、現実には進学する高校で進学できる大学が決まりますし、大学によって就職先と本人の一生の評価が決まりますよね。
情報遮断によって子供達が得られるメリットなんて何も無いのじゃないでしょうか?
詰め込み教育を無くしゆとりを持たせるとか、行きたい学校に行きやすくするなんて言っても、所詮は大人達の自己顕示欲や自己満足にしか見えません。そういう発言をしている人達が自分の子供を塾に通わせたりしていないかどうかを考えれば自ずと答えが出てくると思います。
口先の教育論よりも実情に即した教育論と情報提供をして欲しいものですね。子供たちにとっては、それが心底ありがたく感じるものじゃないでしょうか。
資格と就職 平成14年01月20日
ウチの掲示板では見かけませんが、他の資格系の掲示板を見ていると何か根本的な部分で勘違いしているような人を時折見かけます。
一番多いのは「資格取得すれば就職できる」と言うもの。似たようなものに「資格さえ取れば開業できる」と言うのも有りますね。ベテランの人から見れば「そんな馬鹿な話が有るわけない」となるのですが、発言者の方は信じて疑っていない場合が多いですね。資格取得の教材会社や一部の悪質な資格スクールのコマーシャルを信じているのだろうと思いますが、世の中そんなに甘い筈が無いと言うことを理解して欲しいものです。
「資格を取っても仕事が無い」、そんなことは当然なのです。勿論、資格にもよりますが初心者向けの資格を取ったからと言って、それが就職に大きく有利になる事は珍しいと考えて良いでしょう。弁護士や医師というような超難関の資格でさえ、経験者が優遇されるのが常識。会計士や司法書士も同じでしょう。
「資格を取ればすぐに一人前の仕事が出来る」なんて事も考えられません。どの資格であっても、長い下積みで経験を積んで、知識と技術それに人脈を築いて、ようやく一人前になるのじゃないでしょうか?
最近の風潮では、そういう下積みを嫌い、資格を取ればいきなり一人前の仕事をさせてもらえるとか、すぐに開業できるように考える人が増えているようです。
中には、「実力を付けるには下積みしかない、みんなそうやって力を付けてきた」と注意してくれた同業の先輩の発言に対して「新人資格者を育ててくれない先輩達が悪い」などと暴言を吐くものも居ます。同業者はライバルなんですから、育ててくれる筈が無いでしょ?
見ていて「甘えるにもほどが有るだろ」って言いたくなりますね。
他の資格だけでなく、似たような事はCADにも有ります。CADの場合、資格によっては企業側が何の関心も持っていないのも現実ですから、「資格を取ったから就職できる」という考えは非常に甘いと考えなければなりません。(技能検定や技能審査上級は別格)
殆どの場合、企業側が欲しいのは設計分野なら「設計の出来る人材」、トレースなら「図面を描き上げる事の出来る人材」であって、特定のソフトが使える人材ではありません。言い換えれば「専門分野の考え方が出来る人材」と言えるでしょうか。
設計なら、自分で工夫できる柔軟な発想と豊富な知識が必要でしょうし、トレースであれば図面に関する知識と技術・描く物に関する興味等が必要でしょう。
しかし、残念ながら初心者向けの資格でそういうスキルを証明することは困難ですし、スキルの有る人でもなかなか合格していないのも事実です。現に、資格を持たなくてもプロのCADオペとして実績を重ねている人も居られます。
特定のソフトが使いこなせるというのも、これと同じです。極めて高額なソフトなら話は違うかもしれませんが、汎用のソフトは三日も練習すれば図面を描くには不自由しない程度になるはずです。これでは就職に大きな利点とはなりません。
就職に必要なのは資格だけでは有りません。勿論、資格を取っていれば損にはなりませんが、資格さえ取っていれば良いというものでもないんですよね。
と書いても、ここの文章に興味が有って読むくらいの人なら、こんな話は充分判ってる事なんだけど・・・(^^;)
また、釈迦に説法のような話になってしまった。
性能向上 平成14年01月14日
CADソフトも低価格化が進みつつあるのでしょうか?
CADの場合は価格破壊というよりも低価格帯ソフトの性能向上と言った方が正しいですね。低価格帯ソフトはバージョンアップのローテーションが早いですから成長が早いのなんの♪
ベストだと思っていたソフトでも数年もすれば他のソフトに追い抜かれているように思います。特に、営業戦略で上位機種との関係上、技術の投入を出し惜しみしているソフトは置いて行かれ気味になっているのじゃないでしょうか?
名前を出すとマズイでしょうが、上位機種が殆ど売れないのにも関わらず、差をつけるために売れ筋の低位機種の性能に制限を掛けてしまっているソフトもあります。この戦略も判らないわけでは有りませんが、いつまでも続けていると他メーカーに追い抜かれてしまうでしょうね。
数が売れない上位機種を保護するよりも、売れ筋の低位機種を性能向上させれなければシェアは縮小する一方になると思います。シェアが勝負の業界なのですから、百万円のソフト1本よりも1万円のソフト100本の方が将来の利益を確保できるのじゃないでしょうか?
解析やCAMとの連携と言うような専門的な機能は上位機種の特権としても、描画や使い易さに関する機能は初心者の多い最低価格帯のソフトにこそ投入し、シェアの確保を考えなければダメになるような気がしてなりません。
ただ、気をつけて欲しいのはCADは描画が基本!
描画性能が完璧でないのにIT対策でネット環境を付け加えたり、グループユーザー機能を強化したりするのは本末転倒ですよね。私が感じる限りでは価格帯に関わらず描画機能が完璧に揃っているソフトは無いと言っても良いでしょう。どのメーカーも、CADソフトのメーカーならば何よりも先ず描画機能の完成を目指して欲しいと思います。他のメーカーに出来ることは自分の所でもやれば出来るという事を忘れないで欲しいですね。
平成14年 平成14年01月03日
皆さん、明けましておめでとうございます。m(_ _)m
今年こそは良い年になって欲しいですね。
とは言え、じっとしていたって幸運も好景気も来るはずがありません。今年も多難な時代は続くでしょうし、景気回復の糸口も中々見つからないでしょう。構造改革がスタートすれば更なる痛みが次々と襲ってくるのも確実な事です。
しかし、こういう時こそ製造業に頑張って欲しいと思います。「作っても売れない」と嘆くよりも購買意欲をそそる製品の開発に力を入れて欲しい。消費者が貧しくなったから売れなくなったのではないんです。リストラや倒産が怖いから無駄な消費が出来ないのですが、それを押してでも「欲しい!」と思わせる魅力有る商品が少ないのも事実でしょう。
前にも書きましたが、物の流通は消費者が最終段階です。最終段階の消費者が金を動かさない限り、景気が上向くはずが有りませんよね。流通業や金融関係の景気なんて、本来の景気とは別でしょう。確かに、担保としての資産価値下落や貸し渋りは痛烈ですが、それに頼り過ぎて物作りを忘れたのがバブル崩壊じゃなかったでしょうか。物が動いてこそ、初めて景気が本質的に上向くのだと私は思います。
その一番重要な部分を担っているのが製造業なのですから、嘆くよりも先に、今の時代こそ売れる商品の開発研究に力を注いで欲しいと切に願います。
また、必要な品物、使いたい商品、手元に置いておきたい商品、そういう物を生み出すのはアイデアが勝負ですよね。アイデアが出せる企業だけが生き残っていける時代なのですから、アイデアを出しやすい環境作りという面にも目を向けてみてはいかがでしょうか?
教育 平成13年12月25日
前回の続きになりますが・・・
教育がなぜここまで荒廃したのか、幾つもの理由が有りますが、やはりマスコミと政治でしょうね。
目立つ意見や人間のエゴを応援する意見を尊重し常識を崩壊させただけでなく、変な権利意識まで植えつけてしまった為に大人が悪い子供を叱れない状態にしたのは全てマスコミでしょう。義務教育の子供まで先生に叱られた時の反撃方法を熟知しているのはマスコミが宣伝と応援をするからに他なりませんし、マスコミが話題として取り上げてくれるのは常識の有る正しい人間ではないことも子供達は熟知しています。教材の出版社や塾・私学がスポンサーなのですから公立義務教育のレベルを落とすことに躊躇は無いでしょうね。公立がダメなら私学や塾の人気が上がるし家庭教育のための教材も必要になるのですから。
また、政治にも大きな問題が有ります。テレビに出てくる政治家はマスコミ受けする発言に終始し、本来必要な事には目を向けません。本気で日本の将来を心配するなら、700兆円もの借金を作ったりしないでしょうしね。(-_-#)
政治が教育に力を入れない最大の原因、それは結果が出るのに長い歳月が掛かるからでしょう。政治家は次の選挙の得票を稼がなければなりませんし、高級官僚も自分の在任中に結果が出たものだけが成果として認められますから、教育問題のように結果が出るまでに何十年も掛かるようなことに手を出さないし資金も投入しない。口を挟むのは簡単に実施出来て金も掛からず誰にでも人道的と受け取られる「落ちこぼれを出さないためのレベルダウン」と「権利の増大」だけ。
荒廃に気付いてさえいない日本人、気付いていても誰かがやるだろう、自分の仕事じゃないと考え続ける日本人。
レベルダウンや学校の荒廃はこれからも進んでいくでしょう。そして辿り着く先には何が有るのでしょうか。
何十年か後には世界最低の知的水準と崩壊しきったモラルの中で、泥沼から抜け出す術を失った日本の姿が有るかも知れません。
閉塞感の有る不景気、向上する気配が見えないですね。
構造改革に期待はしていますが、まだ具体的な姿が見えてこないですね。これから具体案が出て、なんだかんだと騒いだ後での実施ですから、いつになるのか先の長い話です。
私は正直言って、この不景気から近い将来に日本が脱出出来るとは思えません。理由は幾つも有りますが、筆頭は物作りを忘れた経済政策です。ITだ何だと言って、政府やマスコミが騒いだ所でソフト面ばかりに目が行っていました。ITインフラの整備と言っても結局は土木業界向け。製造業が頑張れる分野は少なかったですね。その他にも、製造業のための政策なんて私には目に付きませんでした。
次いでリストラの波。いつリストラに遭うか判らないのに、我々一般庶民は贅沢なんて出来ないでしょう。いくら金利が安く土地の価格が下がっても、いつ失職するか判らない状態で家を建てるのは冒険の度が過ぎているんじゃないでしょうか?
世の中の物作りは、突き詰めて言えば一般消費者が消費を行うから成り立つもの。工作機械や建設機械の生産であっても、何段階もの段階を越えますが最終的には一般消費者が物を買うからこそ金が回り受注が有るのだと思います。
しかし、その最終段階の消費者が物を買わないのに、それを作る設備も建物も必要とされないのは当然。設備も建物も必要とされないのだからそれを作る機械も不必要。そして仕事が無くなるからまたリストラ・・・、どこかでこの悪循環が絶たれない限り景気回復なんて来る筈が無いですね。
そして、最も怖いのが人材不足。ボディーブローのようにじわじわと長期的に効いてくると思いますし、いつかは致命傷になるでしょうね。
この20年くらいでローカルな個人商店はほぼ壊滅しました。小さな八百屋さんや魚屋さん、電気屋さん、服屋さん・・・、大型店の進出も大きな原因ですが「後継者不足」も大きな原因です。でも、私はこれよりももっと大掛かりな後継者不足が製造業を襲うように思います。
文系偏重で理系の人材不足は深刻です。加えて「ゆとり教育」は理系に必要な知識や素質を育ててくれません。一部の優秀な人材だけでは全体のレベル低下をカバーしきれる筈が無いでしょう。優秀なエンジニアの数が極端に減って行く現状を見ると、このままでは技術大国日本が東アジア諸国に技術力で負ける時代が来るのも遠い未来の事では無いように感じます。
もしも、そうなってしまえば日本は不景気のどん底を彷徨い続ける事になるでしょうね。そうさせない為には我々の世代が受けた教育のように、幅広く深い教育を厳しく行う必要が有ると思います。
迷惑メール 平成13年12月11日
知らない人からのウィルスメールも迷惑ですが、それ以上に迷惑なのが怪しい内容のダイレクトメール!
スケベなサイトの紹介なんてDMで送られてきたって、そんな危険なサイトを見に行く筈が無いのにしょっちゅう送ってくる。怪しい金儲けのDMにしても見に行く筈が無いんですけどねぇ??? 私は、いくらセキュリティーレベルを上げてもそういうサイトを見に行く気はしないですね。タダで猥褻映像を見られるはずはないし、タダで儲けられるはずも無い、でもそういうDMが無くならないと言う事は見に行く人が多いのでしょうね。
しかし、更に悪いのが携帯の迷惑メール! 受信側が金払って迷惑メールを受け取らなければならないのですからNTT側ももう少しまじめに考えて欲しいですね。一番良いのは発信者に課金するのがベストですが、それは技術的に無理なのは判ります。でも、受信はサーバーから選択して受信できるようにするとか、到着メールをサーバーに置いたまま削除できるようにするとか、方法はいくらでも有ると思うのですが大した対策は講じてくれません。迷惑メールの着信だけで毎日数千万もの売り上げが有ると聞きましたが、その金は我々ユーザーが迷惑なだけのメールに対して損害を受けている金であり、NTTの不当利益追求によって受け続けている損害なんですよね。(-_-#)
今回のウィルスはアドレス帳に登録してあるアドレスにウィルスメールを送るタイプのものでした。従って、ウィルスメールの送り主は知り合いばかりのはずなのに、100通くらい届いたウィルスメールの大半が知らない人!
調べていくと、知らない送信者の大部分はDMを送りつけてくる連中からのものでした。
一体、いつの間にそんなに沢山の連中にメールアドレスが出ているのか・・・(-_-#)
インターネットを始めてから約5年、ホームページを出してから約4年、その間にはいろいろな所にアドレスを登録したとは思いますが、勿論、怪しい所には登録してません。殆どはソフトの登録や通販、ネット関係の無料サービスと言ったところでしょうか。ネット関係の無料サービスが危ないのは判りますが、それ以前からもDMは届いていましたから、ソフトの登録でさえもあまり安心は出来ないようですね。(初期の某PC雑誌なんかはPC部品のユーザー登録したらすぐに自宅宛にDMが届いていましたから、モロにユーザー登録から情報を得ていた筈!)
企業も商売人ですから、何からでも金儲けしたい気持ちは有るでしょうけど顧客情報を売って金に換えるのは辞めてもらいたいものです。どの企業が情報を流したのかが判れば、絶対にそんな企業から品物は買わないですね。
企業ぐるみでなく、社員の個人的横流しであってでも企業としての責任を逃れることは出来ません。もう少し真剣に顧客情報を取り扱って欲しいものです。
ウィルス 平成13年12月04日
先週は「W32.Badtrans.B@mm」と言うウィルスのおかげで大騒ぎでした。知り合いやML、果ては迷惑ダイレクトメールの発信者からもウィルスメールが山ほど・・・(-_-;;)
最高は1日6通、全部で何通来たのかは既に判らない状態です。
今回の被害はかなり広範囲に渡っているようですね。被害に遭われた皆さん、お気の毒です。
このウィルスは削除しようとマウスで選択しただけでもOutolookのプリビュー機能で感染しますし、送られてくるウィルスメールは知り合いの名前で「Re:」の件名で来ますから、対ウィルスソフトをインストールしていない限りいくら注意していても感染してしまうタイプの物でした。しかも、対ウィルスソフトのデータ更新が間に合わないほど早く広まりましたし、対ウィルスソフトで対応しきれない変種の出現も早かったですね。更に二重感染しているものまである状態。
IEをサービスパック2にしていれば感染はある程度予防出来ると言うものの、MSのサイトの混み具合を考えると中々そうも行かなかったと思います。今回、不幸にも被害に遭われた方々は注意不足ではなく、やむを得なかった人が多いと思います。気を落とさず頑張って下さい。
ただ、企業さんの場合は「やむを得なかった」では済ませてもらえない場合が多いと思います。大切なお客様に自社名でウィルスを送信し感染させてしまったのですから、信用の失墜は避けられないでしょうし、謝罪まわりだけでも莫大な経費が掛かるはずです。折角、血の滲むような企業努力で収益を上げようと頑張っているのに、こんな事で赤字を抱えるのはバカらしい事ですよね。
企業さんの場合はしっかりとしたファイアウォールと社員各自の自覚を再度徹底した方が良いと思います。また、アドレス帳にはお客様のアドレスを登録せず、顧客アドレスは表計算やワープロ等のデータで保管しておいて、そこからメールを出すようにした方が安全だと思います。
運動不足 平成13年11月27日
結婚して子供が出来ると中々スポーツって出来ませんね。私もご多分に漏れず、この十数年間は運動不足が続いてました。
ところが、この春に小学校の保護者向けイベントでソフトバレーに引っ張り出されてからと言うもの何だかんだとスポーツをするハメに・・・。
最初は、成長を続ける腹の贅肉を引っ込めるために週一回バトミントンを・・・
でも、これは痩せないんですよねぇ・・・、原因は何と言っても運動後のビールが美味いからなんですが。f(^^;)
そして今月に入ってからはインディアカの助っ人に呼ばれるし・・・。
見た事もやった事も無くルールさえ知らないのに、いきなり公式試合! その後3回練習に行ったものの、上達しないまま先週は第2回目の公式試合!!
あれって、見た目よりもかなり運動量が多いんですよねぇ・・・
しかも、先週は月曜・水曜・木曜に練習やスポーツ大会が有った後の金曜日が試合日。(T∇T)
常日頃の運動不足を骨の髄まで痛感した一週間でした。
ああ、筋肉痛が身にしみる・・・(T_T)
(でも、ちっとも痩せない)
会社の信用 平成13年11月20日
「信用を築くのは何年も掛かるが、信用を失うのは一瞬である。」
よく聞く言葉ですね。でも、本当にその意味は理解されて実践されているのでしょうか?
企業の場合は商品品質や取引での確実性等には細心の注意を払っていますし、社員教育での接客マナーも多くの企業は気を付けている事と思います。しかし、そういった面をかなり徹底している企業でもよく見落としているのが運転マナーですね。
車を運転していると、迷惑運転の車をよく見かけると思います。営業の車、配送車・・・、社名を付けている車も付けていない車も有りますが、平日昼間に制服を着て運転している女の子やスーツや作業服姿の男性はどう考えても仕事中の運転でしょう。そういう車でも無謀運転や嫌がらせ運転、マナー違反の運転をよく見かけます。運転している本人は車の中で自分の顔が見えていないから、何をやっても構わないという程度にしか思っていないのでしょうが、迷惑を受ける人間からすれば何処の会社なのかは判るのですから、その企業に対する信頼や好感度は極めて悪くなるでしょうね。
無謀運転で有名な運送会社なんて、大切な品物の運送には使わないでしょうし、マナーの悪いタクシー会社は使わないのが普通ですよね。嫌がらせ運転をする会社の商品なんて買うはずが無いんじゃないでしょうか?
私は腹の立つ運転をされた会社の品物なんて絶対に買わないです。私だけでなく、私の知り合いにはそういう人が多いですね。誰だって腹の立つ会社を儲けさせたくはないでしょう。
それに、そういう噂はすぐに広がります。 ほんの一握りの社員の迷惑運転で、会社の信用が失墜するんですよね。社員教育は運転マナーまで徹底させなければ意味が無いように思います。
運転マナーと並んで反感を覚えるのが、荷おろしの為の路上駐車。
混んだ道で大型車に荷おろしをされるのは迷惑そのものです。でも、これは運送会社よりも荷受をする会社の方が悪いでしょう。荷おろしの為のスペースを設けず、最初から道路を自社の敷地代わりに使うつもりで建物を建てているからそうなるんです。どんなに顧客に向かって笑顔を振り撒いて、信用の有る取引や高品質の商品を生産してもそんな企業は信用できません。
信用は見せかけだけでなく、より細かい部分に気配りが必要なんじゃないでしょうか?
今日は13年度CAD利用技術者試験(後期)の試験日!
試験日程がはっきりと判らないので「模範怪答」を出せるのは数日後くらいかな?
いつに無く難しい問題でした。二級はマニアックな問題だし、一級は引っ掛けをやってたし・・・。
それは置いといて・・・
資格自体が公的資格ではないから仕方無いのかも知れませんが、この試験については考えさせられる部分が多々有ります。
特に一級の電源は今回から厳しくなりましたね。前回までは受験者に対して「会場の電源は使用できません」という程度であったのに対して、今回からは全面禁止! しかも「会場の電源を使用した場合は失格」と言う注意書きまで袋に書いてある。( ̄∇ ̄∥)
これは納得できない受験者も多いと思いますが、無意味に禁止しているとも考えられませんので何故ダメなのかの理由を公開した方が良いんじゃないでしょうか?
また、試験時間が異なる受験者の試験問題もどのような扱いなのか不明です。もしも同じ問題なら、その気になれば最初の時間帯に試験終了した人のデータがネットですぐに入手出来ますからねぇ・・・。勿論、きちんと対処しているのだろうとは思いますが、こういう重要な部分は特に変な誤解を受けない工夫が必要ではないでしょうか?
出題傾向も、若干の疑問が残ります。
どうしてもCADトレース技能審査と比較してしまいますが、技能審査の実技は実務的な内容ですから、「こんなものかなぁ」という感じでしょうか? それに対して利用技術者試験の実技はソフトの操作に主眼が置かれているように思います。まあ、方針の違いも有るでしょうし、同じ事をしていたのでは存在価値が無くなりますから、これも仕方無いのかな???
先日二次元CADで設計をしている友人に「そろそろ三次元で設計してみないか」と薦めてみたところ「使い方が判らないし、二次元でも困ってない」と言う答えが返ってきました。
「三次元の方が部品配置も判り易いし干渉も検出できる、デザインも視認出来る」と言うような事も説明してみましたが「まだ高いから」と言うことでもう少し先送りするそうです。
設計ツールとしては非常に優秀な三次元CADですが、やはり習熟性や価格がネックになっているようですね。まあ、価格については私も言いたい事が山ほどありますので次の機会に回しますが、習熟性については多分に誤解を受けている面が有るように思います。
勿論、フルセットが何百万何千万と言うようなハイエンドなら多機能になる分、習熟性が悪くなるのは当然でしょう。(見た事が無いので判らない) しかし、ローエンドからミッドレンジまでならそのような事はありません。二次元よりも操作の習得は簡単だと思います。これは、どのメーカーやサポート会社でも、三次元の講習日程が二次元の半分程度しか組まれていないことからも容易に想像出来ます。
にも関わらず「三次元は難しい」と言う誤解を受けるのは何故なんでしょうか?
一つにはメーカーサイドの宣伝不足が有ると思います。メーカーのサイトを見ても「簡単操作」と言うような言葉は良く見かけますが、では、実際にどのように簡単なのかという具体的な解説は少ないですよね。
そこで、メーカーさんにお願いなのですが、言葉だけで簡単だと言うよりも、実際の操作手順を示して設計作業やソリッド作成を解説してみては頂けないのでしょうか?
ホームページ上でならそういう商品説明も十分可能なはずです。ユーザー予備軍としても操作の方法が判り、どのように使って行くのかと言う実務的な手法を知る事が出来れば、もっと興味を持って検討を始めてくれると思います。
技術屋を振り向かせるなら、百の勧誘よりも一回の実演ではないでしょうか?
学校行事 平成13年10月31日
前回の随想で少し書いたことの続きです。
子供が小中学校に通っていると、学校行事・子供会等、親に参加を求められる行事や役員が多いですね。役員は半ば強制ですし、行事は自由参加と言いながら実質的には子供の気持ちを考えると参加を強制されるてるのと同じ。いや、考えようでは子供の気持ちを人質に取られて参加を余儀なくされるのですから、まだ強制される方がマシかも知れません。
勿論、子供との行事参加は親としては重要な事ですし、普段、子供と接する機会の少ない親にとっては貴重なチャンスかも知れません。
しかし、それは全体の中でどのくらいの家庭にその必要があるのでしょうか?
そういう機会を作らなければ小学生の子供と会話するチャンスがない親なんて、世の中にどのくらい居ますでしょうか? 勿論、時期によっては仕事の関係で家族と会話する時間が無いのは判りますし、下手すりゃ家に帰れない季節だって有るでしょう。でも、それが年中続く訳では有りません。
親子のふれあいならば行事に強制参加させるよりも、その時間を活用して家族でレジャーに行けば良いんじゃないでしょうか?
参観日を毎月一回も行う必要なんて何処にあるのでしょう。自分が見たいからと言ってそういう行事を希望する親・仕事風景を見せたがる先生、彼らは、忙しくて参加できない親や、親に来てもらえない子供の事は何も考えていないんじゃないでしょうかね。他人の迷惑なんて何も考えていないからこそそういう事を考えつけるんだと思います。
他にも、給食の試食会・各種委員会・行事の準備・・・、これらは平日昼間に行われます。ウチのように二人とも働いている家庭はその都度、仕事を休んで参加しなければなりません。専業主婦の方は平日昼間でなければ動けないかも知れませんが、働く者や専業主婦でも忙しい人にとってはこれ以上迷惑な話は無いでしょう。これらは全て、少数の暇な人達が考えた事により、大多数の忙しい人達が巻き添えになっているという事を、発案する人達や「従来どおり」を盾にとって実施し続ける学校は考えて欲しいですね。
特にひどいのはバザーでしょうか? 収益は学校や子供のスポーツ団体で活用するのでしょうが、運動会のバザー、リサイクルのバザー、イベントでのバザー、どれも準備・当日の労働・後片付け、大変な労力が必要です。人件費を考えれば直接現金で寄付を集めた方が高い効率で高額な金額が集まるでしょうね。学校も団体も直接そんな事が出来ないから回りくどいやり方で金を集めているに過ぎないのが大半じゃないでしょうか?
また、PTAや子供会の運営も考え直す時期に来ているように思います。
どちらも役員の選出に毎年トラブルがあります。役員をしたい人は殆ど居ないのに選出しなければならない。当然押し付けあいになり、口うるさくない人に強引に引き受けさせてしまうのが毎年続いているんですよね。しかも、口うるさい人は協力しないのに文句だけ言うのも恒例です。それでもまだPTAは学校に深く関わる分、引き受け手も居ますが、これが子供会ともなると困り果てた状態になります。学校も子供会の実質的な設立者でありながら運営には一切協力しないんですよね。
何年か前に子供会の役員を引き受けたくない為にマンション住人全員が子供会から脱退した地区も有ります。しかし、脱退しているからと言って、行事に呼ばないと学校に怒鳴り込んで行くって聞きました。これは住人一同がワガママし放題と言っても良いでしょうね。地域住民と協力する考えはカケラも無いようです。小さなマンションが乱立してくると、こういうトラブルも多発するでしょうが、学校側は怒鳴り込んで行く側の意見しか聞かないんですよね。
PTAにしても子供会にしても他の学校がらみの団体にしても、全てに対して言えるのですが、そんなに引き受け手が居ない組織なら何故存続させるのでしょうか? 国でさえ外郭団体の廃止を強力に進めていますし、民間ならそんな組織はすぐに廃止しているでしょう。
親が組織する団体で子供向けの行事を行う必要が有るのでしょうか?
何故学校側が行わないのでしょう?
資金不足を親にボランティア活動で稼がせるよりも、金を使う組織の名前で寄付を集めるべきですし、予算をちゃんと取ってくるのが先に行うべき行動じゃないでしょうか。
他人に労働を強制させてそれを自分の成果にしたい一部の保護者や、安易な責任逃れの為にイベントや資金調達を親の自主活動に見せかけたい学校は、みんながイヤイヤやらされている活動なんだという事を、再認識して欲しいものです。
親の教育 平成13年10月24日
土曜日に授業参観に行ってきました。ウチの子が通う小学校は平均して月1回くらい参観があります。そんなに必要だとは思えないのですが、親からの要望が多いのでしょうね。はっきり言って「いい迷惑」です。そんなに頻繁な参観を希望するのはごく少数の保護者だと思いますが、そういう人たちの要望で他の保護者まで振り回されるのはいかがな物でしょうか?
勿論、行かなければ済むと言えばそうでしょうが、子供にしてみれば自分の親だけが来ていなければ傷つくでしょう。結果的には強制されているのと同じことです。
まあ、この話は次の機会に述べるとして参観に行く度に気になる事がいくつか有ります。
その一つは子供の姿勢と態度。最近の子供は姿勢が非常に悪いですね。畳で正座する機会がなくなった事が原因でしょうが、ああいう姿勢で生活していたのでは骨格異常やヘルニアが出るのも当然でしょうね。姿勢の悪い者は二十歳前後の歳であるにも関わらずヘルニアや神経痛に悩まされているという現実も理解できます。
態度も非常に悪いですね。小学生とは思えない横柄な言葉遣いや先生に対する暴言等も目立ちます。見ている親もそれを恥とは思っていない様子です。生徒を叱る事が出来なくなった義務教育と躾を忘れた親の姿がそこにはあります。
また、親自身の態度も子供と同様におかしな行動が目立ちます。
参観とは言え授業中なのに子供の横に行き話し掛けたり手伝ったりする親、連れてきた小さな子供が教室中を大声で叫びながら走り回っても止めようとしない親、こんな親が育てた子供が正しい行動を取れるとは思えません。
そう言えばずいぶん前になりますが、隣の校区の小学校では制服に反対した親が私服で子供を小学校に通わせていました。テレビのインタビューでは得意げな顔で「学校の指示には従わない」と発言していたのを覚えています。でも、制服は無駄かもしれませんがルールでしょう?
最低限のルールも守らせないで規則違反を子供に強制する親は、子供に社会の法を守らない事を教育しているに他なりません。
しかも、小学校の間は私服で通わせておいて中学校になったら制服で通わせてるんですよね。内申書に記載されれば高校入試に支障が出るからとの判断でしょうが、身勝手極まりない行動ですね。本当に信念を持って行動するなら入試や就職試験の際にも面接時に「制服は着ません」と言えば良いんじゃないでしょうか? 勿論、そんな人間を合格させる学校も企業も無いと思いますが。
今の時代、躾が必要なのは子供よりも親の方ですね。
すでに進化する余地の少なくなった二次元CAD。ソフト間の違いと言えば、マンマシンインターフェイスくらいになってしまっていて差別化が出来なくなっています。
しかし、現在のインターフェイスでユーザーが満足しているのでしょうか?
勿論、メーカーさんだってユーザーからの意見は最優先で取り込んでいるとは思いますが何か物足らなさを感じます。
何が物足らないのかを考えてみると、幾つかの答えが考えられるもののやはり最大の原因は作業中左手が遊んでいる事ですね。
両手が使えれば、より高速な描画が可能となるでしょうし、肩凝りも軽減されると思うのですが、何故か上手く両手を使えるような仕組みにはなっていないような気がします。
もっと熟練すればキーボード操作を左手で行えるようになるのでしょうが、それは私にとっては遠い道のりですし、覚えるべき操作が多過ぎるようでは便利な道具と言えないでしょう。
両手を遊ばさずに使えるCAD、知る限りではCADAMが左手でファンクションキーボードを操作出来るくらいでしょうか?
しかし、そのCADAMでさえトップメニューの選択程度です。(CADAMの場合はそれでも充分)
色々考えたのですが、左手用にノートパソコンで活用されているタッチパッドを利用できないものでしょうか?
最近ならUSB接続で安価に販売されていると思いますので、比較的簡単安価に活用出来るはずです。
描きたい図形を指で描いて選択、細かいマウス操作の不要なメニュー等もタッチパッドで、テンキー付きのパッドなら数値入力まで左手が活用出来ます。
マウスと同時動作するドライバを組み込む必要が有るかもしれませんが、CADメーカーさんはソフトメーカーなのですからその程度の技術は十分有るでしょう。考えてみると、さほど難しいものではないと思います。
どこかこういう、物足らなさを埋めてくれるメーカーは無いものでしょうか。
メールが来るのは嬉しいものなのですが、中には迷惑なもの・ちょっと考えてから出して欲しいなぁと思うもの・礼儀を知らないもの等、不快になるものも有ります。
まず、全然自分で調べずにメールで問い合わせてくる人。BBSならば知っている人が誰か答えてくれる可能性もありますが、メールだとそうも行きません。代わりにこちらが調べて回答と言うことになるのですが、その手間は自分で払うべきものなのですから、少しでも調べてから問い合わせして欲しいと思います。
差出人の名前や連絡先を記載していないメールや見知らぬハンドル名のメールもイヤですね。悪戯なのか真剣な問い合わせなのか判別できません。何度かメールのやり取りが有った相手や、ハンドル名が判っている相手の場合は省略しても良いと思いますが、初めての相手に対して匿名で情報を貰おうというのは礼儀を知らないとしか言いようが無いでしょう。ハンドル名って言うのは偽名なんだという事を忘れてはいけません。名前が記載されていなかったり、偽名が使われていれば悪戯メールと判断されても仕方無いことだと思います。
同様に無料メールアドレスからのメールも差出人不明と同じです。やむを得ずそういうドメインを使わざるをえない場合は自分の住所と本名を書くくらいの配慮は必要ですね。
受信したメールのドメインがパソコン関係の会社の名前になっているのに、記載されているアドレスが無料メールのアドレスになっているというのも有ります。こういうのは、どう考えても怪し過ぎるとは思いませんか?
また、最近の風潮を表しているのか文章の意味が判らないものも見受けられます。まあ、私も打ち込んだ文章を読み返さずに送信する場合が多いのですが、せめて文意がわかる程度の文章にしておいて欲しいですね。
誤変換や校正を繰り返している内に繋がりがおかしくなった物なら文句は言いませんが、主語が無いとか、述語が無いとか、単語の羅列とかの文章はカンベンして欲しいですね。
年寄りの小言のようになってしまいますが、人間としての礼儀を知らない問い合わせも有ります。こちらが時間を割いて調べて回答しているにも関わらず情報だけ取れば後は知らん顔している人、情報提供が当然のように考えている横柄な表現の人、そういう非常識なメールも時折見受けます。
私のネット活動は全て個人として趣味で行っている情報提供ですから、情報提供を強制される理由は有りません。他人から無料で情報を貰いたいなら、相応の礼節というものが有ると思います。
長々と愚痴を書きましたが、勿論、非常識なメールよりは嬉しいメールやBBSへの書き込みの方が沢山有ります。
資格試験合格のお礼や情報提供は嬉しいですし、私のミスを教えてくれるものもありがたい事です。また、大半の方は質問に対する回答にはお礼のメールを下さいます。
電子メールと言えども通常の手紙と同じです。配達手法が異なるだけであって、マナーも文章も何ら変わる物ではないという事を認識して欲しいですね。
9月29・30日にCADトレース技能審査が有りました。私は今回も機械系の試験官でしたので問題を見て来たのですが、実技も学科も毎年難しくなっている感じですね。
初級はネジ穴サイズの選定とキー溝の寸法選定がポイントかな?
しかし、初級は試験時間1時間。多量の寸法線と仕上げ記号、それに幾何公差までを完璧に記入するのは不可能と言っても良いと思います。
中級は試験時間が90分有るものの、組み立て図が判りにくく、描き難い感じがしましたし、書き足す必要のある線も有ったように思います。(?)
ただ、制限時間を考慮すれば初級の方が難しいのではないかと感じましたが・・・。
残念ながら上級は受験者が居ませんでしたので、問題を見ることは出来ませんでしたが例年以上に難しい問題であったであろうと思います。
また、学科試験も非常に難解でした。8割程度の正答なら勉強していれば取れるでしょうが、それ以上を目指すとなると余程の知識を持つ人でなければ無理だと思います。おそらく、運抜きの実力だけで満点が取れる人は居ないでしょうね。
溶接記号から、引っ掛けに近い幾何公差問題、機械加工、I T 関係の出題に至っては私でも聞いたことの無いような新造語(2001年版のパソコン用語辞典に載っていない)まで出題されていました。「そんなもんCADに全く関係ないでしょ?」って言いたくなるような出題でしたね。
機械系なのに配管記号まで出題されてたし・・・
トレース業務って、そこまで幅広い専門知識が必要なんでしょうか?
問題を見る限りでは初級でさえ、少なくとも工業高校の機械科を優秀な成績で卒業しているくらいの専門知識と実務でCADを使用している程度の作図能力が必要だと思いました。
以前にも書いたのですが、国はなぜ「トレース」と言う単語にこだわるのでしょうね。設計エンジニアだって技能審査を受けてみたい人は大勢居るでしょう。
ヤフーの掲示板にもチラっと出ていましたが、トレースと言う単語が含まれるが故に資格として低く見られ、設計を目指す人達からは就職に不利になるようなイメージを受けているように思います。実際に資格取得に必要な能力は、就職活動に大きく有利になるはずの能力なのに・・・。
最早不必要になりつつあるトレースという単語にこだわらず、資格の名称を「CAD技能審査」に変更すべきであると私は強く主張します。
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