FUKUCHANさんの方針で正解です。
「全て同じ手順で描ける」と述べたのは語弊がありました。実は内・外接楕円には属性が2種類あるのです。そして5角形以上の内外接楕円は任意の接点を取れませんので、属性にあわせた手順が必要となります。
属性1.正多角形に内・外接する円を変換した図形
多角形のもっとも離れた頂点同士を結ぶ対角線は1店で交わります。この場合、IJKLとMNOPの内接楕円は合同となり4角形の手法を使うことができます。透視図と考えればもっともなことです。奇数角形については後述します。
属性2.一般的な凸他型多角形に内・外接する楕円を変換した図形
対角線は1点で交わりません。1.と同じ手法で描くとIJKLとMNOPの内接楕円は合同にならず、どちらもABCDEFGHには内接できません。以下の手順で接点を求めます。
1) 8角形ABCDEFGHから5角形IBCKLを作る 頂点の組み合わせは任意
2) 対角線IC, BK, CL を引く
3) 頂点と対角線の交点から接点Q, R, S を得る
4) 極線QR, RSの中点と頂点B, C から楕円の中心X を得る
以下、4角形の内接楕円に準する
奇数の正多角形を変換した図形では、頂点と対辺にもっとも近い対角線の交点とを結ぶ線が1点で交わります。添付の五角形IBCKLではIS, KQ, LRに相当します。見辛いですがこの図では3線が一点で交わっていません。従いこの図形は正5角形の変換図ではありません。2.の手順を使うことになります。