マリベルのりぴー

B食隊の秘密文豪兵器、マリベルのりぴーの初大作レポです。
 しっかし、なんでみんなこうも文豪揃いなんかなぁ〜♪


初日!

朝5時30分、真っ暗な中「おのぼりさんご一行」は松本を出発。マイナス6度の中、高速に乗り一路大阪へ!
お子様たちはまだ半分夢の中。
順調に中央道を走っていたはずが「雪の為通行止め」の表示が・・
「へ?雪って降ってないんですけど?」
なぜ?と思う間も無く多治見インターで下ろされ
「四日市まで通行止めだよ」
料金所のおいさんに言われ仕方なく下の路へ・・・
案の定大渋滞、名古屋に近づくにつれ、ますますひどい状態に。

 渋滞で出会ったウシさん
渋滞で出会ったウシさん

日が昇るにつれどんどん暖かくなり、すでにお昼近く。道路に雪なんか当に無く、都会では積雪2センチでもパニックなることが判明しました。
結局1時過ぎに桑名から高速に乗れ、そのあとは順調に進み、大阪に着いたのは4時30分近く!
昼過ぎには到着予定だったのに・・・・・・
「なんでやねん!!」
しかし、そこはそこ!
さっそくホテルにチェックイン、そのままふらふらと夜の街を徘徊しに出発。
歩いて10分位で難波駅到着♪ おのぼりさんご一行は早速ナンパ橋へ。

「これが有名なナンパ橋か〜」
「思ったより小さいんだなあ〜」
などと思いつつ、蟹さんやら河豚さんやら食い倒れ人形さんやら、上を見上げおのぼりさん丸出しでうろつき回り、さっそく一発目イカ焼きにトライ!
食い倒れ人形の前の屋台風の店へ、イカ焼きと洋食を頼んだ。
1枚120円安い! その上うまい!!
特におさぴーはイカ焼きが気にいったらしく、度々もらしていました。
その後は、大たこのたこ焼きを4人でハフハフしながら食べ、外はカリっと中はとろっとこんなの食べたことなーい!
感動しつつ法善寺のみずかけ不動に御参りし、最後に串揚げで締めようとあっちの通りこっちの通りとふらついてみたが、なかなかお子様づれで入れそうな店が無い。
そこいらへんを歩いているおっちやんに「子供づれでもOKな店あります?」って聞くと地下街にある店を教えてもらい、さっそく行ってみるとちょっとおしゃれな感じの店が♪
値段はちょっと高めだったが揚げたての旬の素材がつぎつぎと・・。
最後にシャーベットと昆布茶までついてみんな大満足!

お腹が膨れると疲れが・・・
よれよれしながらホテルに帰りお風呂に。
そこのホテル10階に大浴場(サウナ付)がありましたが、夜は男性専用なので3人はそっちへ、私は部屋の風呂へ入り温まるとそのままぐっすり・・・
こうして大阪ツアーの初日は幕を閉じたのであった。

今日の一言
 出足つまずいたけどなんとか無事到着してその後は大満足!!
 それにしても難波ってとこにはなんでこんなに食いもん屋があるんじゃ〜〜〜
 繁華街をはなれたホテルのそばにもちょっと見渡しただけで10軒以上の店が・・・
 さすが食い倒れの街!その上、うまい!安い!
 大阪弁がなんだか温かいし
 明日はUSJだー!!!頑張るぞ!!


2日目!

7時前に目を覚ました、おのぼりさんご一行はホテルの朝食を取りに下に。
なんと今日は七草粥!
ホテルで食べられるなんて、ラッキー♪
9時過ぎ、道に迷うことも考慮に入れ出発。
ナビを入れていたにもかかわらず路頭に迷い、30分位でつくはずが到着したのは10時過ぎ。
でも駐車場はがらがら、ちょっと拍子抜けしながらも入場し、おきまりのチケットケースを買って文豪さまの教えどおり真っ先に「バックトゥザフューチャー」に!

なんと待ち時間なんと10分!
わくわくしながら中に入っておねいさんの説明を聞き、一番手前の扉から中へ。
モニターに映し出される注意事項をわざとやってみせる。
ロボットもどきのコミカルな動きに苦笑いしつつ、デロリアンに乗り込みいざ出発。
すぴーど!スリル!迫力満点どした!
さすがハリウッド、やっぱ最初に乗ってよかった〜

次にバックドラフトへ、これも待ち時間10分ほど。
各セットを移動しながら説明を聞き、最後に炎のショウが。
最前列だったらもっと迫力があったのに、一番後ろの列だったのでちょっと残念どした。

次は「ジュラシックパーク」なんと待ち時間5分!
こんなにスムーズに乗れるなんてなんてラッキー!!
女しゃんのいっていた200円のカッパも買って、まるでゴミ袋被ったみたいな4人は、さっそく船に乗り込むと恐竜達の待つゾーンへ、おさぴーはエリマキトカゲ見たいな奴に水かけられたらしい・・
最後にティラノサウルスが現れるといよいよクライマックス、真っ暗の中落ちていくと・・
 ピカッ!!
「あっやばい、写真」思った瞬間はすでに遅く、水しぶきを目いっぱい浴びて外へ・・・・
降りた所で写真を見ると
「やっぱり・・・」
次男なんて、カメラ目線かと思うくらい、ばっちり写っているのに私だけ後頭部がしっかりと(しぶちょの場合そっちのほうがヤバイかも・・)

次にトライしたのは、「ジョーズ」ちょっとディズニーランドのジャングルクルーズに似たタイプ、オーバーリアクションのおねいさんの案内でジョーズの待つスポットへ、この冬の最中 なにも、こんなに水かけなくてもと思うくらい水攻めにあい、黒こげジョーズに別れをつげた。

この際濡れついでにウォーターワールドへ!!
ショーが始まる5分前に着くと真ん中の前の席に通され座るとバケツをっ持ったかっこいいおにいさんが3人立っておりブーイングの練習をさせられ、声が小さいとバケツの水が飛んでくる。
でもさすがに掛け方はおとなしめだったかも・・・・
ショーが始まると寒いのにばお兄さんたちがしゃばしゃ水に落っこち、最後の飛行機がつっこんでくるシーンは圧巻どした!!

ここでようやく遅い昼食を、その間ちょこちょこホットドックやチュロスなんか買い食いしながら回ってましたが、スヌーピースタジオでおち着いて食事を。
しかしなんでこうなんでも高いんでしょ、こうゆうとこって・・・・

スタジオ内に有る可愛いコースターにも乗り、次にET。これは最高20分待ち。
森林浴しながら進んでいくと名前を聞かれ、自転車に乗りETといっしょに宇宙へ!
最後に名前を呼ばれちょっと照れつつ現実へ。

その次は、長男のリクエストでワイルドワイルドワイルドウエスタンに、
このショーも関西って感じのぼけつっこみのきいたエンターティメント性の高いウエスタンショーで、
「やっぱこうゆうとこは、ディズニーよりレベル高いな〜」
なんて思いつつ、はでな爆発シーンで、エンディング。

閉園時間も近づき、お土産なんか物色しながら
「やっぱり最後は、デロリアンでしょー」
と、みんなでもう1度並んで乗り、だーい満足の内USJをあとに・・・・

帰りがけ天保山マーケットプレイスの中の、くいしんぼ横丁にある自由軒の名物カレーを食べました。
もちろん子供たちはハイシライスの方を頼み大人は汗かきながらカレーを食べ、これでまた名物を一つクリア!
ようやくホテルにもどったときはみんな、よれよれ。
早々にベットに・・・・

今日の一言
 それにしてもさすがUSJ!!エンターティメント性の高いとこだったな〜、それに待ち時間も短くてちょーラッキー!!
 ハリウッドってすごい!
 あのくらい派手な演出してもらわなくちゃみてて面白くないわ〜
 TDLは子供向けでUSJは大人むけって感じかな?
 明日は吉本だ!
 こってこての大阪みせてもらいまひょ!


3日目

昨日の疲れからか7時過ぎまで熟睡した一行は、10時頃難波へ出発!
今日はサーニン嬢に連絡を取り西の司令塔からの指示を仰ぎつつ、難波・梅田あたりを徘徊する予定。

難波に着いた一行は、まず道具屋筋へ。
食器・看板・白衣・調理器具などなど、食い倒れの街らしくバラエティー豊か。
大阪ならでは、どの店も店頭に、たこ焼きやイカ焼きの道具が大きな物から小さな物まで・・
たこ焼き屋さんの裏でたこ焼きの生地を混ぜる時使っている長い泡だて器なんかも有ると思えば、「たこ焼作りのノウハウ教えます」なんて材料屋さんなんかもあって、明日からでもたこ焼き屋さんが開店出来そう♪

ぶらぶらしながら歩いていくとなにやら怪しげなお店が・・・
子供のおもちゃと大人のおもちゃみたいなもんがいっしょに売っている。
そこでおさぴーは、ちいおばさんのダーリンにライターを・・・(画像がご覧になりたい方はちいさんのホームページにあります)

11時もまわったので、いざ吉本へ!
中に入ると、すでにおじちゃんおばちゃんが大勢 花月弁当やらたこ焼きをぱくついている、
「こりはまずい」
さっそく一行もたこ焼きを買い込んでソースの匂いをただよわせながらパクついて開園を待つことに♪
「それにしても前から2番目、ラッキー!!」
そしていよいよ幕が上がり漫才が始まった。
若手芸人さんから順にベテラン芸人さんに・・、客につっこみを入れる芸人さんもいて、うちの次男笑い声でっつこまれた。
『あそこでもヒーヒーゆうとるで〜』
「やった〜!大阪でっつこまれた〜!」と一人興奮しながら笑っていると中田カフスボタンさん・文珍師匠と大御所が登場♪

さすがベテラン聞いていて気持ちのいいテンポで客を引き付けて行く。あっという間に終わってしまい、いったん休憩に・・
一斉にトイレに人の波が出来、余韻にひったっている間もなくおばちゃんたちとトイレに並びさっぱりしたあとは、お待ちかね吉本新喜劇!
ホンワカホワホワ〜♪のメロディーが流れ幕が上がる。
舞台は新婚さんが新しい家に引っ越してきた所から始まり、いろんな人が入れ替わり立ち代りでてきてお得意のギャグを披露していく。
いつも口笛吹いてるみたいな人や「おくれやしておくれやしておくれやっしゃ〜」のおばちゃん
「ぶっさいやな〜」を連発される人やパチパチパンチの島木譲二、
座長は内場さんでハワイから来た交換留学生の役で登場。
やすえちゃんが出なかったのがちょっと残念!
生で聞きたかったなーあのタンカ・・
でもだーいファンの竜じいが登場すると思わず拍手!!
「やったー生竜じいだ〜」
と一人盛り上がっていると
「おじゃましまんにぃやわ〜」
と相変わらずのぼけぼけ老人ぶりを発揮して「キテヨカッタ〜」なんて感傷にふけっていると、とっとと竜じいは退場。
もっと見ていたかったのに・・・

笑ってる内にあっという間にエンディング。
余韻に浸っている間もなく追い出され、外に出るとすでに3時からの公演を待つ人の波が・・・
「さすが大阪」妙な所に関心しつつ「次はお好み焼きやで〜」

サーニンはんから情報をメールでたーんといただいて、ふらふらしつつ「ぼてちゅう」のお好み焼きを。
ここのお好み焼きはサーニンはんも昔よく食べていたらしい。あいそのいいおじさんがときどき焼き加減を見にきてくれてみんなで「いただきまーす!」
うんま〜い!!
残さずいただき次は梅田へ向かう。

梅田はサーニンはんのテリトリーらしく、次々と指示が飛んでくる。
HEPファイブの観覧車を薦められ、さっそく挑戦!
「ビルの上に赤い観覧車があるんやで〜」
ありましたありました、赤い観覧車!
なんと床暖房じゃなかった椅子暖房?とりあえずお尻がホカホカ温かい♪
「高い高い」なんてはしゃいでいると「ちょっと高すぎるんじゃありません?」
あまりの高さにお尻のあたりがムズムズする。
こんなときしぶちょがいてくれたらさぞや楽しいことでしょう。
「しぶちょ〜こんどいっしょに乗ろうね〜♪」

今度の指令はMBS前のウルトラマンコスモス
ここでおのぼりさん一行は道に迷う・・・向かったのは逆方向!
「なんか違うぞ」と気づいて近くにいたおにいさんに聞くと、おもいっきり逆を指さされ、ガックリ。
これだから田舎もんは・・・
高層ビルに慣れていないせいかビルの谷間に立つと方向感覚が麻痺してしまうらしい。
片っぱしから道を尋ね、やっと到着、 が・しかし・・・
この行動ですっかり体力を使い果たした一行は、その場に座り込んでしまい、さっきまでの元気がうそのよう。
もっと梅田を徘徊しようと思ってたのに・・・・・・
結局、難波にもどり「晩御飯何食べよう」と、聞くとなぜか子供達が
「そばー!!」
へ?
そば〜??
大阪で?
「大阪はうどんが、とーってもおいしいんだよ〜うどんにしない?」
といっても蕎麦の一点張り。次男は言い出したら聞かない・・・
なんでここまで来て蕎麦なんじゃ〜と思いつつ、しかたなく蕎麦のある店に。
大人はもちろんうどんを頂きました。
ホテルに帰ると倒れこむようにベットに。

今日の一言
明日は大阪ともお別れちょっとブルーになりつつ
あしたもめいっぱいぎりぎりまで大阪を堪能するぞー!!
と心に誓うのりぴーどした


四日目

さすがに最終日ともなると、みんな疲れが溜まってくるせいか、なかなか起きられない。
その上、午後には大阪を離れると思うとなにやら、重たい空気が・・・・・
それでも何とか、仕度をすませホテルをチェックアウト。
お世話になった大阪の街を知ろうと、大阪城のそばにある大阪歴史博物館へ。
サーニンはんに聞くと[それって、何処にあるん?」と聞かれてしまった・・・
NHK放送会館と隣接してある近代的な建物で、大阪の古代から昭和初期までの大阪の移り変わりが10階から各フロアごとに展示してあり子供達には、スタンプラリーが出来るパンフレットをくれて各フロアにあるスタンプをついてクイズに答えながら歴史を学べるようになっている。
そこへどこかの小学生(私立っぽい制服きてた)の団体が・・
「そうか!課外授業にはもってこいやな〜」
なにげに大阪弁で会話してることに妙に感動しつつ、8階の考古学体験コーナーに。

発掘された土器のレプリカを自分で復元できたり、発掘現場が再現されていたり、子供達とけっこうマジになって組み立てて最後のフロアで双六にチャレンジ。

ゲームしながら今して来た歴史の勉強のおさらいができるようになっていて、係りのおっちゃんおばちゃんと楽しくおしゃべり。
そうこうしていたらあっという間にお昼過ぎ・・
1階の珈琲ショップ(今流行のとこで、なんて名前か読めなかった)で軽めの昼食をとり、後ろ髪を惹かれつつ、おのぼりさん一行は大阪の街を、あとに・・・・・・


編集後記

なんでもっと早く大阪にこなっかたんだろう?
とにかく食べ物はうまいし、安い、ホテルも値段の割には
サービスもよくってUSJも、吉本も、サイコー!ゆうことなし!!
そして、なんといっても大阪弁!!なんか温かい感じで
聞いててとってもいい感じ。とくに中年以上のおっちゃんおばちゃんの言葉は、エエデンナ〜
信州の言葉は、ちょっとつっけんどんなとこがあって
ちょっと、とっつきにくい感じがするらしく地方新聞の投書コーナー
にも、ときどき言い方がきつくて傷ついたなんてことが載っていたりする。「みんな関西弁つこぉたらええんちゃうん」
とにかくみんな大満足でした


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