事の始まり
5月の「あしあとオフ」から帰ったしぶちょ、影響を受けやすいというかすぐその気になるというか・・・
帰ってからというもの、「やはり、コンロだけは欲しい」からスタートしスポーツ用品店やホームセンターのアウトドア用品コーナーめぐりが癖になってしまったのである。
勿論、買ったのはコンロだけではない。コンロを探している時にやま男さんが使っていたのと同じ折りたたみ式タープを安売りしていたのを見つけて即GET、そうこうしている内に青波しゃんから悪魔のささやきが・・・
「大型テントを安売りしてるで♪」
キャンプに慣れるまではログハウスを利用するつもりだったしぶちょなので、テント購入は先延ばしする予定だったのだが「激安」の言葉に心が動いた。
その週の休日には教えてくれたホームセンターに実物の見学に行くしぶちょ。実物を見て一発で気に入る♪
ネットで調べてみると通販より安く、半額近い価格であることが判明。いそいそと翌週に買いに行き、残り2個の内の1個をGET
早速、「テント張りにいこぉ〜よぉ」って、おもちゃを手に入れた駄々っ子みたい・・(;¬_¬)
子供達は今までにアウトドアの経験がないから、あんまし興味を示さないし・・・
2人だけでテント張りの練習しててもなんか侘しかったよねぇ ┐('〜`;)┌
しかし、その後も青波しゃんの悪魔のささやきは続いたのである。
「Wサイズのエアベットが1980円やでぇ〜♪」 →2個買った (^_^;)
「調理台が3980円やでぇ〜♪」 →それも買った (^_^;;)
「テフロン加工の鍋セットが1480円やでぇ〜♪」 →またまた買った (─ ─;)
「ポンプ付きのエアベッドが2980円やでぇ〜♪」 →聞く前に購入済だった (;¬_¬)
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しかも、買い物に行くたびに投げ売りの小物も買って来るのである。
あっという間にキャンプ用品が一式揃ってしまった・・・
ひょっとして、こりらは青波しゃんとのテント暮らしをするための生活必需品かにゃ (゚o・)?
道具を持つと使いたくなるのが人情である。テントを買ったその日から、しぶちょのキャンプ場探しが始まった。しかし、条件が厳しいため中々見つからない・・・
●絶対条件
●絶対ではないが希望
そこにクロさんの救いの手が差し伸べられたのである♪
「霧の高原がええでぇ〜♪」
クロさんのキャンプレポを読んでみると、なかなか良さそう。ネットで調べてみると設備も整っているし感じも良いのですぐに予約!
これでいよいよ我が家の単独キャンプが決定したのである。
これまでの家族旅行なんて、「計画してくれたら連れてってやるでぇ」だもんねぇ ( ̄^ ̄)
だから、2年前の夏休みに旅行した時は置いてけぼりにしてやったもんねぇ (*`∀´*)
そりがどうじゃろ・・・\(◎o◎)/! 驚きぃ〜〜〜 自分で予約を入れてらぁぁぁ〜〜〜
前日〜出発
前日、それは荷物の積み込みの日!
実を言うと、しぶちょは心配していた。それは荷物がちゃんと車に載るかどうかである。
あしあとオフの時でさえ、満車状態だったのに今回は折りたたみタープやテントをはじめとして大幅に荷物が増量している。今回は長男が欠席するので、その分スペースが空くが、果たして積みきれるのだろうか?
「駄目なら後ろが見えなくなっても天井まで一杯に積むしかないな」
そう思いながら積んでいったのだが意外にも楽に積めた♪
「長男の体積は一体どのくらい場所を食っていたのだろうか???」 素朴な疑問が残ったままでは有るが一安心するしぶちょであった。
そしていよいよ当日!
いつもながら朝遅くに起き、のろのろと仕度して家を出たのは11時過ぎ (─ ─;)
予想どおり、昼前の出発となってしまった・・・
初キャンプ初日
予定どおり2時前に霧の高原キャンプ場に到着♪
チェックインを済ませて、いざ準備!
テントを張る練習は一回だけ。あの時は建てるのに90分、仕舞うのに60分掛かった。さて、本番ではどのくらいの時間が掛かるのか???
と、思っていたら30分程度で簡単に組み上がってしまった。さすが4人がかりでの作業は早い♪(だがよく見ると、ロープを締め過ぎたのか形が変形している。(;¬_¬))
逆にタープは建てるのは数分だったけど、地面が極端に固い場所と軟弱な場所があってペグを打って固定するのに1時間近く費やしてしまった。しかし、後で考えればロープで固定しなくても良かったかも知れない・・・(^_^;)
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これがテントデッキ
地面から浮いていて快適♪ |
初テント スタート |
骨を通しているところ
子供も役に立つ♪ |
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立ち上げ |
位置の修正 |
インナー部完成! |
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アウターの取り付け |
完成♪
だが、形が微妙に歪んでいる |
こういうレイアウトにしました |
建物が片付くと、エアーベッドやランタン等の設備類はワテと次男で、ジタンとダヤンは調理用具のセッティングの後でバケツプリンの製作♪
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氷水を入れた大鍋の中で冷却中 |
きっちょむしゃんのバケツプリン・・・ちょびっと真似してみました。作った量は少なかったので、
「おなべプリン」って名付けたら、腐乱ちゃんが思い浮かびました ヾ(^_^;)
さぁ〜て、どうやって冷やそうかなぁ・・・で、一回り大きいお鍋に道中で溶けた氷水と氷を少々足して
その中におなべプリンを入れると、何とか固まりました。
氷の溶けた水も結構有効利用できたよ〜ん♪
結局、準備が完了したのは4時半頃だったかな?
そしていよいよ夕食♪
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鍋で炊かれるご飯とバーベキュー用の火おこし風景
底に少しおこげが出来たけど、結構上手く炊き上がりました。
残った分はおむすびにしてたんだけど、朝までに2匹の仔ねずみちゃんが
たべちゃったらしい (^^;) |
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食後の風景
腹もおきたし疲れが出てるしヨッパーになってるし、で椅子から動けない状態のしぶちょ・・・(^_^;)
我が家の夫婦像を象徴しています・・・家の中でも、しぶちょ丼はPCの前では
こんなポーズ、わたしはすわる間もありましぇん (T_T) |
しっかり食べた後は、もうぐったりで動けない・・・
そのまま早寝してしまった。が、初めてのエアベッドは腰にきた。
夜中に腰の痛みと花火の音で何度も目覚めることに・・・(T∇T)
朝になって、なんだかわき腹に痛みが・・・
思わずしぶちょ丼に「夜中に寝ぼけて私を蹴らんかった」と聞いてしまいました。
エアベッドの上で横向きに寝ると身体の中央部(ちょうどわき腹のあたり)がベッドの中に沈みこんで
変な姿勢になるのが原因かもね。
実はさーにんちゃんが私を驚かせようと「突撃テレフォン」なるものを計画してたんだって (*^m^*)
でも、山ん中なもんで電波の受信状況が悪くお話できませんでした(残念だにゃぁ!)
しかも、さーにんちゃんからのメールに気がついたのは5日後でした ( ̄□ ̄;)
しぶちょ丼が不携帯なのは有名な話ですが、
「夫婦揃って不携帯じゃん (\~/#) 」って、怒らりそぉ〜やぁぁぁ〜〜 m(_ _)m
キャンプ二日目
朝食
ワテの提案で朝食はスパゲッティ♪
大鍋でパスタを茹でる間にダヤンちゃまはソースの作成・・・
のはずだったのに材料が無いっ! ( ̄∇ ̄‖)
どうやらワテが入れ忘れたらしい(^^;)
やむなく塩コショウだけをぶっ掛けたスパゲッティーが食卓に並ぶ・・・
私が、「なんか忘れ物したよぉ〜な?もしかして、パスタのソース?」って気が付いたのは、
霧の高原へ到着寸前だったかなぁ。
ぼぉ〜っとしてて、チューハイと間違えて冷蔵庫に入れてたのは私なのよねぇ (;¬_¬)
近くにコンビニはないし、ゲストハウスで代わりになる物が手に入るかもと淡い期待をしてたのに・・・ (/_;)
結局、塩こしょうだけのプレーンスパゲティに前日の残り野菜とウインナー炒めの質素な朝食でした。
せめて、トマトケチャップを持って行っとけば良かった・・・(T_T)
観光
観光といっても時間的にたいした場所には行けない(^_^;)
ダヤンちゃまは温泉を希望していたが、近場で良い温泉が見つからなかったのと風呂上りに長距離運転するのはイヤだったのでボツ♪
代わりに祖谷のかずら橋を目指す事にした。
高くて揺れるのが怖い事で有名なかずら橋だが、実はしぶちょは学生の頃に渡った事が有り、そう怖くなかった記憶が有ったのである。
で、いざ出発!
地図で調べておいた道に従って進むが・・・
道が細いやんけっ! ( ̄∇ ̄‖)
300番台の国道には怪しい道が多いのは知っている。この道もその一つだったようだ。うっそうと茂った薄暗い森の中を走る車幅一杯の道路に、薄汚れた国道の標識が立っているのが何とも痛々しい。
対向車のために途中何度もバックしたが一時間ほどで香川から高知に抜ける広い道に出る事が出来た。
途中、オオボケ(モチロン腐乱ちゃんの事ではない、徳島の「大歩危」です)でストーンミュージアムを見学♪
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石のゴジラがお出迎え |
宝石の原石 |
これは腎臓結石
こんなもんまで展示するかぁ? |
ここでお土産をGET!
石好きのワテらは嬉々として安物の石ばかり買いあさった・・・(^^;)
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ミュージアムの裏手の景色、大歩危峡が美しい!
だが、目がくらむような高さである。 |
かずら橋と昼食
お昼過ぎにかずら橋到着。
駐車場から徒歩5分くらいで到着したが・・・
昔、渡った橋とはなんとなく違うような気がする ( ̄∇ ̄‖)
高い・・・
だが、しぶちょにとって高さよりももっと怖いものが見えた。それは、渡っている人数である。橋の上だけでも100人くらい居るように見える。歩行者天国状態の大渋滞やんか!
とてもあんな「天然かずら」で耐えうる荷重とは思えない。
しかし、ワテが一人増えたくらいで橋は落ちないだろうという何の根拠も無い理論を胸に、意を決して渡り始めるしぶちょ。(橋の強度の方が怖くて高所恐怖症はどこかにすっ飛んでしまっている)
ところが、渡り始めて間もなく嫌な事に気付いたのである。メインロープであるかずらの束と歩行部を結ぶ縦のかずらが傷んで何箇所も切れているのである。
ハッキリ言って、いつ崩れても不思議の無い状態やんけp(T◇T)q
あわてて手すり部分にしがみつこうとするが、前を行くオバハン軍団が手すりを押し過ぎていて、外側に倒れてグラグラ状態になっている。( ̄∇ ̄‖)
更にそこに・・・
走れるような場所じゃないのに、何を思ったか後ろから走ってきた爺さんがワテの前でもんどりうってこけてくれるもんだから橋が上下左右に揺れる揺れる!(\~/#)
コケた爺さんは死ぬほど怖かっただろうと思うが、横で揺られたワテらも充分怖かったわいっ!!!
なお、ゴールも近づいた頃しぶちょはある物を発見した。メインロープであるかずらの束の中に直径50mmくらいはあるワイヤーが仕込まれていたのである。
先に判ってたら、強度不足にビビる事は無かったのに・・・
なぁ〜んだ、渡ったことがあるんじゃ つまらぁ〜ん ( ̄^ ̄)
それにしても、私の5人先ほどを渡る若いお父さぁ〜ん・・・「わぁ〜っ」、「うわぁぁぁっ」と叫ぶ度にロープを
揺さぶるのはやめてくださぁ〜い!!!
ちっとも前に進まないもんだから、詰まってしまって片側ばかりが傾いて怖いんですけどぉ〜 p(T◇T)q
昼食は無料駐車場のお土産屋さんで久しぶりの祖谷蕎麦♪
祖谷蕎麦はつなぎ無しの蕎麦粉100%、従って麺はボロボロと崩れてしまう。箸で挟んでツルツルなんて食べ方は無理で、お茶漬けを食べる要領でかき込むのが正しい食べ方。
特別に美味いという物ではないかも知れないのだが、蕎麦ツウの評判は高く蕎麦そのものの味覚を楽しむには良い麺です。
腹がおきたら、後は帰路!
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←河太郎ちゃん |
余談ですけど、帰りは香川県内ではちょこっと知られた心霊スポット「猪鼻峠」を通りました。
最初しぶちょ丼はこのルートを避けるためか、祖谷渓に寄るのを渋ってたんだよねぇ (;¬_¬)
トンネルに入ってすぐにゾクリ・・・
「ミラーに女の人の顔が・・・( ̄∇ ̄;)」とか、
「フロントガラスに手形の血糊がべったり・・( ̄∇ ̄‖)」とかよく聞くでしょ
フッとそんなことを思い出しながら、フロントガラスを見つめたの
きゃぁぁぁ〜〜〜p(T◇T)q 何なのぉ〜 あの浮かび上がったお顔はぁぁ〜〜〜?
んっ?よくよく見るとダッシュボードに置いといたタオルに描かれた吉本興業の山田花子の顔でした (~_~;)
トンネルを抜けて、横でクスクス笑っている私を見て、しぶちょ丼はどう思ったんでしょうかね ('-';)
反省会
荷物を片付けると、さっそく反省会!
検討した結果、
- バーナーコンロはもう一個必要
- 食器用洗剤は忘れずに持っていく
- 二泊以上するなら野外料理のレパートリーを増やす
- キャンプ地での遊びを考える
と言うことになりましたが、とりあえず初体験としては成功だったと思います♪
テントを張るんだったら、2泊以上しないとねぇ〜♪
すぐにたとんで帰るのはもったいないと言う意見で一致しましたでぇ〜す (*^o^*)
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